妻中便り

海外短期研修_オーストラリア姉妹校プログラム_レポート

 本校の夏期短期留学プログラム2023、コロナ前からさらにupdateした形でスタートしました。実施するプログラムは、以下の6ヵ国、7地域での様々な研修です。グローバル教育、環境教育、異文化理解教育、そして、平和教育という本校の取り組みの重要なピースとなるものです。
・カナダ・セミナー(中2対象:ドミトリー研修)
・ニュージーランド・セミナー(中3対象:提携3校短期留学)
・オーストラリア・セミナー(高1、高2対象:姉妹校短期留学)
・イギリス・セミナー(中3、高1、高2対象:インターナショナルサマースクール)
・イギリス・ロンドン大学+ケンブリッジ大学 セミナー(高1、高2対象)
・フランス・セミナー(中2~高2対象:フランス提携校での研修)
・タイ・スタディツアー(中2~高2対象:現地でのフィールドワーク)
 さまざまなプログラムが展開していきます。まず、その中で先行して、7/15から実施されているオーストラリア・姉妹校での短期留学・交流プログラムであるオーストラリア・セミナーの様子を紹介します。
 From  Cairns, Australia.
 オーストラリアのケアンズでのオーストラリア・セミナーは折り返し地点を迎えています。このプログラム参加生徒は現地の御家庭にホームステイしながら、日中はケアンズの現地校、Saint Andrew’s Catholic Collegeに通い、バディとなる生徒と同じ授業を受けています。
 この2週間の生活の中で生徒達は、24時間英語に触れ続ける生活を送るのみならず、異なる文化を持つ地域で異なる生活習慣の中で暮らし、異なる学校風土の中で異なる授業形態で学び、まさに身をもって異文化体験、異文化学習を行います。用意された学習プログラムではなく、ありのままの異文化の中に飛び込む形で体感できるのが本プログラムの特徴です。
 今回のプログラムでは、全校集会の中でオーストラリア先住民族(indigenous people)であるアボリジニの方々の文化を讃える様子を目にする機会もあり、「先にいた人々」に対する、「後から来た人々」であるマジョリティのリスペクトの仕方を学ぶこともできました。多民族国家がマイノリティの人々とどう折り合いをつけながら国を発展させていくかというのは非常に大きな問題ですが、オーストラリアの特に教育現場ではこのように折に触れ、生徒に学校としてのリスペクトの姿勢を示すことで良い意味での刷り込みを行っているように考えられます。
 現在は、プログラム後半を迎え、そこでは小学生(primary years)の日本語の授業に参加し、今度は本校生徒が教える側に回ります。異文化の享受だけではなくこうして「攻め」の姿勢で異文化に入っていくことができるのもこのプログラムの醍醐味です。様々な「異なるもの」に触れ、このプログラムを終えた時、地球市民としてより逞しくなった生徒の姿が見られることでしょう
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