妻中便り

カナダセミナー2019 #7

5日目、フランス語コースのプログラムは、UBCのDr.Kimをお迎えして、Multiculturalism についてのワークショップです。

“my normal”は、”not normal” であること。

その違いの背景には何があるのかを考えること、知ること、理解すること、そして受け入れること。

さまざまな背景を持った人と共に生きていくために必要な精神や考え方を、非常に分かりやすい英語で話してくださいます。

他の文化を知り、そして受け入れる為には、何より、まず自分について、しっかりと知っていなければなりません。

目に見える、好きなもの、属しているものだけではなく、その行為を選択した理由、信条、価値観など、自分を構成するものが何であるかを見つめ直します。

これがなかなかに難しい作業のようでした。

バディの大学生たちは、非常にすらすらと自分を表現するtreeを書いていました。

Dr.Kimにより、グループ討論やペアでの作業、ロールプレイング、そして発表など、生徒たちは様々な方法で主体的にワークショップに参加することができます。

もちろん、バディの方々の優しく的確なアドバイスも大切です。

知識を得て、新たな疑問を抱き、学び、そうして次のステップへ。

生徒たちの世界はより広がっていくことでしょう。

地球のこと、多文化の中で生きるということ、何より、自分という存在について深く考えるきっかけを与えられたような、とても貴重な時間でした。

※生徒の様子は、manabaでも配信いたします。

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