妻中便り

笑顔と汗が輝く日(体育祭本番)

同級生が、先輩が、後輩が走るときには声を限りに応援する。

出番の直前まで何度もリレーのバトン受け渡し、呼吸あわせを確認する。

学年ダンスの振り付けや移動を細かい点までチェックし合う。

フィールドで繰り広げられる抜きつ抜かれつの接戦や、完成度の高いダンスが

見ものなのはもちろんのこと、舞台裏にも「ちょっと素敵」なことが潜んでいる

大妻中野の体育祭。

闘いや演技を終えた仲間をねぎらったり、流す涙に同調したり…行事を通じて

同じ気持ちを共有し合えるところにも、女の子同士だからこそ、の微笑ましい

あたたかさを感じます。

最後の演目、高校3年生が6年間の集大成を披露する詩吟舞踊。

圧巻の退場シーンで幕…と思いきや、突如フィールド中央に集合する生徒たち。

正面の保護者・教員席に向けて、声高らかな「ありがとうございました!」という

学年全員の言葉に、こみ上げていた涙がボロボロっとこぼれてしまう大人たち。

数々の精一杯でフィールド中が満たされた体育祭は青組の優勝で終わりました。

さあ、来年はどの組が勝利し、そして、どんなドラマが待っているのでしょうか?

 

 

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