妻中便り

From Australia – Study at St. Andrew’s CC #11

The weather is beautiful again today, and students have only two days left in Redlynch, three days in Cairns.  In the morning buddy students took them to each classroom, and they're studying in the same class together, all through the morning, so it means they can spend their time together.

I'm writing about a few things I have noticed here, such as the safety management in science class and the campus after school.

 

とうとうSACCキャンパスで過ごす時間も残り二日となりました。

ここ数日天候は安定していますが、今日は完璧な青空が広がる最高の晴天です。

 

今日は午前中の間はずっとバディと行動を共にします。

生徒たちは久しぶりに、朝一番でバディのお迎えを受けました。

久しぶりのことなのでお迎えを忘れているバディもやはりいましたが、

本校生徒もSACC生も慣れたもので、教室に自分で向かってバディと合流したり、

忘れている生徒の分も連れて行くから、と他の生徒のバディが自主的に動いてくれたり、

とてもスムーズに物事が進みます。

 

そろそろ日本が恋しいかな、とこちらは勝手に思っていましたが、

実際聞いてみると、やっと慣れてきた、まだいたい、という声も返ってきます。

こちらが思っている以上に生徒は逞しいですね。

 

生徒の安全管理に対する意識はある意味で日本以上に進んでいるのがここSACCです。

今回は生徒がscienceの授業で実験があるときは必ず一緒にいてください、

というリクエストを学校側から受けました。

 

 

実験というのは、アルコールランプで水を熱する条件を何度も変えて、

熱量保存の法則に関して検証する、というようなシンプルなものですが

(この辺の内容に関しては私個人の理解に基づいているのであまり自信はありません)、

確かに火や薬物を使う場合は何が起こるかわかりません。

他国の生徒がいる場合には何らかのサポートが必要だと考えるのもよく理解できますが、

そこにきちんと意識が向いているあたりがさすがです。

 

ホームステイとSACCへの通学を二本柱にこのプログラムは成り立っていますが、

通学の方法はご家庭によって様々ですし、通学時間に対するスタンスもそれぞれです。

朝はゆっくり過ごしてのんびり登校させるスタイルのご家庭もあれば、

かなり余裕を持って早くに車で送り届けてくださるご家庭もあります。

帰りも8限が終わるなりすぐにhost sister/brotherが迎えにきて帰宅する、

というご家庭もあれば、しばらく学校で待たなければならないご家庭もあります。

 

そういった違いはもちろん良し悪しで単純に括れるものではなく、

違いがあることを含んだ上でのそれぞれの環境を楽しんでもらえれば、と我々は思うのですが、

そんなことを言うまでもなく生徒たちは自分の置かれた状況を楽しむ術に長けています。

実際ホストファミリーがSACCの職員だったりする事情からすぐには帰宅できない生徒たちとそのsister/brotherは毎日、

放課後の構内で何かしらの遊びを見出して楽しんでいます。

 

 

日本のようにクラブ活動に縛られないのがここSACCにおける放課後の特徴です。

図書室でゆっくり勉強するもよし、売店でアイスを買って食べながらのんびりするもよし、

芝生の上でサッカーやラグビーをするもよし

(小学生から高校生まで、男女問わず、やりたい人は混ざってどうぞ、というスタイルです)。

放課後のキャンパスには独特なとてもゆるい空気が流れています。

 

 

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