妻中便り

妻中生から中学受験生へのメッセージ2016⑦

女子校で良かったな、と思ったことは?と卒業生に尋ねると、

「何かひとつのことに取り組むときの一体感がすごかった!」

「みんなで一緒になにかをするエネルギーは女子校ならでは!」

という答えが続々と返ってきます。

 

実際の学校生活を見ていても、ひとつのことを成し遂げるために

笑いあったり泣きあったり・・・。クラス中、クラブ中が同じ気持ちを

分かち合う様子には、心を動かさずにいられません。

 

2015年度の文化祭(秋桜祭・文化の部)、閉会挨拶に立った文化祭

実行委員長が、ステージ上で涙をこらえきれず、絶句してしまったとき、

アリーナのそこかしこから飛んだ激励の声は、まさに妻中の学校行事、

という気がして、見ているこちらも胸を熱くしました。

今日のメッセージは、今年度の文化祭を企画・運営し、見事成功に導いた

文化祭実行委員長からお送りします。

 

私が大妻中野を受験しようと思ったのは、ズバリ、家が近いからです。

妻中に通っている友人もいて、「いい学校だよ」という評判も聞いて

いたので、受験することに迷いはありませんでした。

 

受験したのは2月1日の午後です。

受験会場に来てみて、あまりの人の多さにビックリしました。

普通なら不安になってしまうところですが、試験監督の先生がものすごく

ニコニコされていたので何だか大丈夫な気がして、平常心で試験を

受けることが出来ました。

合格発表はインターネットで見たのですが、午前中の第1志望校が

残念な結果で、しかも、第1志望を落ちたら地元の公立に進む、と

両親に言っていたこともあって、自分の番号があるのを見ても、あまり

気持ちが晴れなかった記憶があります。

 

友人の言葉を信じて大妻中野に入学してみて、気に入っているのが

職員室の入りやすさです。

カウンター式で奥の方まで見通せるので、先生方に質問や相談が

あるとき、気負うことなく声をかけることができます。

おかげで先生方とのコミュニケーション機会が数多くもてます。

 

文化祭実行委員に立候補したのは、学校中を歩き回る実行委員が

トランシーバーをつけて活動している姿をカッコイイと思ったからです。

(実は、実行委員になる妻中生のほとんどが、似たような動機で・・・)

仕事が始まってみると、学年や教科でお世話になる以外のいろいろな

先生と交流する機会がたくさんもてて、すごく視野が広がりました。

高校2年生まで通った学校の新たな面が、たくさん見えた気がします。

受験生のみなさん。

本番が近くなればなるほど、リラックスできるかどうかが大切です。

気分転換に家族と(受験以外のことを)楽しく話したり、お風呂で

ゆったり気分をほぐれさせたりしてみてください。

リラックスした気分は幸運を呼び込んでくれると思います。

気持ちを楽にして、本番に臨んでください。応援していますね。

高校2年生 2015年度秋桜祭文化の部 実行委員長 S・Iさん

(青いパーカーは文化祭実行委員のユニフォーム)

 

 

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