妻中生から中学受験生へのメッセージ2016③
6時間の授業を受け、帰りのHRを終えれば、さあ!居心地のいい我が家へ!
・・・なんてことが起きないのが大妻中野の放課後です。
帰りのHR、掃除当番が終わるやいなや、アッという間に着替えて部活に直行!
飛び跳ねるように活動場所へ向かう足音は、中学生の約97%が部活動に
加入する、妻中ならではの「放課後サウンド」かもしれません。
熱心に活動するたくさんのクラブの中で、とりわけ多くの部員数を誇るのが
ダンス部と合唱部。近年のブームに乗って、ダンス部はますます部員数を
増やし、着々と実力を磨いています。
今日は、先日の全国大会で見事ノベルティ部門1位に輝いた中学3年
ダンス部学年代表からのメッセージです。
私が大妻中野を受験したのは、2月1日の午後でした。
家から近いし、新築で校舎もキレイだからいいな、という軽い気持ちで
受験を決めた私は、午後入試で大妻中野に向かう道が、同じ色の
塾のカバンだらけであることにビックリしてしまいました。
「きっと、自分よりアタマのいい人ばっかりだ・・・」という考えにとらわれ、
試験前だというのに、ものすごく緊張してしまいました。
合格発表はインターネットで見たのですが、まず自分で画面を見たときに
自分の番号を見つけることが出来なくて、ショックでオロオロ・・・。
急いで両親が確かめて、私の番号を見つけてくれました。
「なんだ、あるじゃん・・・」
合格したというのになんだか中途半端な空気になってしまったのは、
今でも笑ってしまう思い出です。
大妻中野に入学してみると、入学する前は心配だった、女の子しかいない
環境が意外に面白い、ということがまず分かりました。
みんなが女の子なので、いろんな話が気軽に出来て、すぐに友達が作れ
ます。授業もみんなで積極的に受けられるので、中身が濃くて、いろいろ
得られるものが多いように感じます。
電子黒板を使った授業は画像を大きく紹介してもらえるので、細かい部分
までとても良く分かります。
でも、妻中で1番私が夢中になっているのは、なんといってもダンス部の
活動です。100人以上部員がいるので、上下関係は厳しいですが、そこで
礼儀が身につき、挨拶を絶対にしっかりしよう!と思うようになりました。
週5回以上活動するので、とくに同じ学年同士での絆はすごく強いです。
いろんなことを話し合ったり、ぶつかってまた仲直りしたりしながら、どんどん
つながりが深くなっているのを感じます。
1月の大会では、3年間頑張ってきた仲間と全国1位をとれて、本当に
嬉しかったです。
受験生のみなさん。
本番が近づいているので絶対に緊張していることと思います。
緊張しすぎると、当日の私みたいに集中できず、落ち着けません。
焦ってきたら深呼吸をして気持ちを落ち着けてくださいね。
そして、受かった後にどんな学校生活を送りたいか、考えましょう。
楽しいイメージを思い浮かべると、気持ちが楽になると思います。
自分を信じて、がんばってください!
中学3年 ダンス部学年代表 A・Mさん(画像は文化祭オープニングの舞台)