妻中便り

帰国小学生英語講座_通信_130823

 ここでは、本校の帰国生サポートの取り組みを順次、紹介していきたいと思います。今回は、英語講座ではなく、帰国生保護者サポートについてご紹介します。本校では毎年2回、帰国生の保護者だけの懇談会を行っています。

 今年度第1回の帰国生保護者懇談会は、本校の帰国生教育サポーターの小木曽道子先生と今年3月に本校を卒業した帰国生の保護者である鈴木麻子様から、お話をいただきました。テーマは、帰国子女の保護者としてのお子様へかかわり方について。それぞれの立場から貴重なアドバイスがありました。アドバイザーのお二人ともご自身が帰国生のお嬢様を育てられた母親です。参加された保護者の方も全員、皆さん、ご自身の海外での子育てについてお話され、その苦労を共有することもできました。講師のお二人から、帰国生保護者の先輩としてアドバイスは参加した保護者から深い共感を得ておりました。

 小木曽先生からは、以下のように帰国生の特徴を客観的に示した後で、それを踏まえた具体的な保護者としての心構えと対応についてのお話がありました。

帰国生の特徴

1.自分の意見、意思をはっきりと持っている

2.多様性を受け止める力を持っている

3.自分のアイデンティティ・居場所探し

4.日本で知らないことへの対応

保護者のサポート

1.客観的なものの見方を示す

2.親子で大いに楽しむ

3.思春期の誰でも通る道

4.家庭での話し合いの大切さ

本校帰国生卒業生の保護者、鈴木麻子さまからは以下のような実体験から得られた具体的なアドバイスがありました。

オランダ、ロンドンでの子育て

・子供の目線に合わせてものを見ること

・寄り添うこと

・共感すること

・認めること

・褒めること

・親が好奇心を持つこと 

中学高校時代

・親は何をすべきでしょうか? 親子ともに「やりたいこと」、「好きなこと」はありますか? 親子で興味のアンテナを張り巡らせましょう → 大学入試は「教養力」

・お子さんを信じて・・・味方になってあげてください。 ・大学入学はゴールではなくスタート。大学が何をしてくれるかではなく、自分が何をするかが問われます。

帰国生の特徴を生かす教育に取り組んで13年目を迎える本校。これまでの経験を生かして、さらに帰国生教育を進めてまいります。

小木曽 道子(こぎそ みちこ) 先生

公益財団法人・海外子女教育振興財団外国語保持教室・アドバイザー。同財団・海外渡航前配偶者講座講師。日本プロカウンセリング公認カウンセラー。

夫の海外赴任に伴い、ドイツとアメリカ・ロサンジェルスに合計約9年間滞在。米国・ロサンジェルス滞在中には子育てをしながら、エルカミノ・カレッジを卒業。さらにトーレンス地区教育委員会にて二カ国語諮問委員会の議長を務められました。帰国後、毎日中学生新聞に「海外生活ある日あの時」を連載。現在は公益財団法人海外子女教育振興財団の渡航配偶者講座の英会話講師、異文化間教育センターの主任講師を務めておられます。ご自身が2人の帰国生の娘を育てた母親でもあります。

本校の帰国生サポーターとして、主として帰国生の保護者の方への講演や相談などを行い、保護者から大きな賞賛と深い共感を得ております。

                                       

                                       

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