チェンマイ出発の便が1時間近く遅れたため、バンコクに到着した時には、もはや成田行きの

出発時間まぎわ!

慌ただしく乗り換えての帰路となりましたが、先ほど、無事に成田空港に到着しました!

ギリギリでのバンコク到着により、荷物がいくつか別便になってしまうハプニングこそ

あったものの、みんなそろって元気な帰国です。

まだチェンマイでの生活リズムが体に残っている生徒たちですが、明日からは徐々に

2学期モードへと切り替えて頑張ります。

ブログ作成者の荷物が別便になってしまい、出口まで出てくるのが遅かったため、

お出迎えの様子の写真が撮れませんでした。ごめんなさい。

スタディツアーに参加したみなさん、お疲れ様でした!

保護者のみなさま、フレッシュなお土産話がてんこ盛りです。お楽しみに!

そして、ここまでブログを読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。

空港まで、なんと、サンパトンの高校生が見送りに来てくれていました!

言葉が上手く通じないながらも、気持ちを通わせ合って一緒に過ごした3日間。

みんなで記念写真を撮りながらも、生まれたての思い出と友情とが心にせまってきて

名残惜しく、ゲートまでなかなか到達できません。

搭乗する飛行機は現在30分ほどの遅れ。

もう間もなく搭乗開始になる予定です。

17日からスタートしたこのプログラムも、今日がとうとう最終日。

みんなの思いは一緒です。

「もっとチェンマイにいたい!帰りたくない!!」

当初は長いように感じたかもしれないチェンマイスタディツアー。

充実したプログラムやコーディネーターをはじめYMCAのスタッフの方々のきめ細やかな

対応のおかげで、毎日があっという間に過ぎました。

驚くほど早く訪れた最終日。

初めて乗るトゥクトゥクで、名残惜しいチェンマイの街を回ります。

最後は今回の学びの場であるYMCAで締めくくりの振り返り。

現在、空港に向かって移動中です。

一人ひとり、振り返る内容はそれぞれに違うことでしょう。

今後、ふと、ひとりで今回のプログラムを振り返ったとき、この経験が自分を成長させる

よりどころになっていたのだな…と感じてもらえると嬉しいです。

この文を書いている私もまた、帰りたくない衝動に駆られています。

しかし、旅は到着までが肝心。

無事に日本に帰るところまで、名残惜しさも経験としてかみしめます。

 

今日は、DOITUNGを後にし、再びチェンマイに戻ってきました。

数日間チェンマイを離れていただけなのに、みんなの表情が落ち着ける場所へ帰ってきた

安堵感に満ちているのをほほえましく感じます。

チェンマイでの生活も残すところわずか1日。

午後チェンマイに着いたら、ショッピングモールで楽しくお土産選び。

夜はナイトバザール見学です。

ところ狭しと立ち並ぶお店を縫うように回りながら、自分で交渉して買い物をします。

うまく値切れたり、逆にそうでなかったり…こうして、いろいろなことを経験するなかから

「生きる力」が身についていくのですね。

「失敗は成功のもと」。なんでもまずは挑戦あるのみです。

 

昨日お届けできなかったDOITUNGプロジェクトについて少しご紹介します。

これは、かつて麻薬栽培によってしか現金収入に頼る道がなく、また、森林の伐採等で

疲弊したタイ北部地域をなんとか立て直そうと奮闘したタイ王室によるプロジェクトです。

麻薬の代わりにコーヒー栽培を、森林伐採をするのではなく森林の保全を、というふうに

自然の生態系を残すかたちで地域の持続的発展をはかります。

陶器作りや紙すきなど、地産地消にこだわって全て地元の資源を使っています。

 

このプロジェクトによって新しい雇用が生まれ、地域への経済的な還元が実現しています。

アカ族の村を訪問し、地域の持続的発展というテーマを考えていく上で、生徒たちの目に

このプロジェクトは刺激的に映ったことでしょう。

また、日本の都市・農村間における課題を検討する上でも、大いに参考になる事例だと

思います。今回の訪問、単に見て、刺激を受けて終わり、というのではなく、得てきたことを

様々な場面で知識として活用できるようになってほしいと願ってやみません。

これこそ、まさに現場で行うアクティブラーニングです。

 

 

Chiang Mai field workも残すところあとわずか。

生徒たちはやや疲れているかな?と感じさせるものの、とくに大きく体調を崩したり怪我をしたりする

こともなく、明るく元気に過ごしています。

今日は伝統的な生活様式の残るアカ族の村と、王室のプロジェクトから始まったDOITUNGコーヒーの

焙煎工場、そしてセラミック工場を訪れました。

 

アカ族の村の「今」、生徒たちの目にはいったいどのように映るのでしょうか。

私たちの生活と比較すれば、彼らの日常には圧倒的にモノが少なく、不便さは否めません。
しかし、家の中にお邪魔すると、テレビや冷蔵庫など、家屋の外観からは想像できないくらい近代的な
家電製品がならんでいるのです。
村長さんは、現金で収入を得られ、教育の機会にも恵まれてきた今の生活を肯定するとともに、アカ族の
伝統や文化を継続させていくことにも重要性を感じ、その継承にも力を入れています。
村の近代化が進めば進むほど、伝統的な生活様式や風習はなくなっていくでしょう。
地域固有の伝統や生活の知恵の価値をしっかりと認識する一方で近代化にも対応し、村を持続的に
発展させていくことが、地方に暮らす人々にはこれから求められていくのかもしれません。
 
将来、支援やボランティアなどの活動に携わる可能性を秘めた生徒たち。
きっとこの先、今日の現場で感じた経験から、「支援とは何か?」、「援助とは何か?」、といった問いに
現場で本当に必要な答えを出していけると思います。
ちょっと長くなったので、DOITUNGプロジェクトについては、また明日紹介します。
村が所有する畑を見学させてもらいました。非常に貴重な経験です!
 
夕食の一部をご紹介。
右はオレンジカレー。どれもスパイシーで美味しいです。

本日最後のプログラムは、国境の町メーサイにて長く活動を続けている日本人女性を

訪問し、お話をお聞きすることです。

その方は日本で看護師として長年活躍され、パキスタン、アフガニスタンでの医療支援

活動後、ゴールデントライアングルで日本語学校の開設にたずさわるなど、地域の総合

支援活動を行っていらっしゃいます。

前向きに地域や人々と向き合い、支援やボランティアを枠にはめて考えないスタンス、

自分の専門にとらわれることなく「自分たちの出来る範囲でできることをする」という言葉、

さまざまなことが強く印象に残りました。

今日のお話から、生徒たちの心に何か響いていくものがあると嬉しいです。

 

加えて、非常に興味深く感じたのが、この方の行うボランティア活動が職場や自治体に

支えられているということです。

海外ボランティアや支援活動では、現地滞在が長期にわたることも少なくありません。

仕事かボランティアか、と悩んだ経験がおありの方もいらっしゃることでしょう。

この方のように、お勤めの病院内にキチンと地域支援活動を支えるセクションが

整備されていれば、事情が大きく異なってきます。

いわば転勤のような形で、病院の勤務を退くことなくボランティア活動を展開できる

仕組みが確立されています。

こうしたシステムには、病院責任者のボランティアや支援に対する強い信念を感じました。

学校も、これからは「何ができるのか」「どうすればより良くなるか」頭を柔軟にして、

新しいかたちの地域貢献に力を注げるといいな、と感じています。

日本では決して経験することができない、陸続きの国境。

ついにタイ・ラオス・ミャンマー国境まで来ました。

川や橋を隔てたその向こうは異国なのです。

ボーダーをまたぐとそこには違う言語・通貨・人々の生活の営みがあります。

そう考えると、なんだか言葉では表現できない思いがこみあげてきませんか?

国境のロマンがある一方で、麻薬取引や人身売買、といった現実もここには存在します。

昔は簡単に足を踏み入れることなどできなかったアジアの境界地点に、日本の中高生が

こうして来られるようになったこと。それも、40を越えた私にとっては感慨深い現実です。

メコン川の対岸にラオスを眺めながら昼食。

対岸はミャンマーです。

今日は朝から大移動。

現在チェンマイから、タイ・ラオス・ミャンマー国境の町「メーサイ」へ向けて移動中です。

道中は約5時間!途中のガソリンスタンド兼コンビニで休憩。

到着予定時刻は12:30です。

車窓から見える景色は田園風景に変わり、チェンマイよりもさらにのどかな様相を

呈してきました。

いよいよチェンマイの名所でもある「3人の王様像」の前で演劇をする時間です!

今日は日曜日。

「3人の王様像」前の道路は歩行者天国になります。

屋台やお土産屋さんが立ち並び、道は地元の人々や観光客でいっぱいです。

夕方17時頃にYMCAを出発。

チェンマイ独特の乗り物「ソンテウ」に乗って移動。

ピックアップトラックの荷台を改造したこの乗り物、乗るとなんともいえないアジアの空気を感じられます。

 

緊張の面持ちで現地到着。慌ただしく準備開始です。

道路の真ん中で演技をするなんて、誰もが生まれて初めての経験に違いありません。

それでも緊張の中、全員が最後までやり抜きました!

屋外で、しかも公衆の面前で自己表現をするなんて、とても勇気のいることでしょう。

しかし、日タイのメンバーは、3日間のトレーニングと練習を経て、社会問題を演劇の

形で表現し、広くアピールすること、そして、自分の殻を打ち破り、さらに一歩前進することができました!

この達成感は、成し遂げた者だけにしか味わえないものです。

そして、超えてきたハードルの高さも、成し得た者だけに実感できるものでしょう。

一見、簡単そうに見えるものだって、実際にやれば難しいのですから、この劇を

やり遂げた充実感たるや相当なものに違いない、と断言できます。

これからの人生で誇れる、かけがえのない経験がまたひとつ加わりました。

 

そんな貴重な体験をともにし、3日間一緒に生活したサンパトン高校の生徒とも、

もうお別れの時間です。

最初こそ、お互いにうまく意思の疎通ができず、どこまで打ち解けられるかが心配な

双方の生徒たち。

3日間、言語・ジェスチャー・表情・・・さまざまな方法で工夫し合ってコミュニケーションを

とり、濃密な時間を過ごすなかで、お互いがかけがえのない友人に変わったことでしょう。

予定の時間を過ぎてまで別れを惜しみつつ、再会を約束しあっていました。

これからも海を越えてつながっていけるといいな、と願います。

ゴミ問題についての演劇です。

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