大妻中野からのお知らせ

2013年度卒業生 大学入試結果(速報)

2013年度卒業生の大学入試結果をまとめました。
3月20日学校把握分の速報です。
国公立後期、国公立・私立追加合格など最終版は、
4月以降ホームページ等でご案内予定です。
 
 
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2014年度の大学入試をふりかえって 本校の入試結果(進路部 文責)
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一般入試は、大学入試センター試験からスタートしました。
今年度のセンター試験は、1月18日(土)19日(日)の両日実施されました。
本校の高校3年生は、全員がセンター試験を受験し(今年の会場は日本大学文理学部)、翌日20日(月)リサーチを行いました。本校の受験生の平均点は多くの科目で全国平均を越え、本校の過去の成績の中で最も高い得点を得た科目が多くなりました。全体としての結果は昨年より向上し、センター入試での合格獲得や、国公立受験、その後の一般入試につなげていきました。
 
平成26年度の大学入試の特徴としては、今までになく国公立志望者が多かったということです。現在、まだ国公立後期の合格発表を待っている卒業生もおり、今後の合格報告が待たれるところですが、現段階でも国公立大学の合格数が過去最高になっています。
 
そのなかでも、文系としては東京外国語大学に5名の合格者、また、現在、就職時に企業からの注目度が高く、人気・難度も高い国際教養大学(秋田)に合格者が出たことは、国際化の進むなかで、本校の生徒たちが積極的に進路を切り拓いていることがわかります。
 
理系では、難関の東京工業大学、千葉大学(薬)、東京医科歯科大学(看護)に合格者が出たことが特筆できることと思います。国公立受験については、センター試験の科目が多く必要になること、また、センター試験に加えて個別学力検査(2次試験)が必要とされ、試験日や合格発表が2月後半から3月後半にかかってくることから、本校では敬遠される傾向がありましたが、今年は、粘り強く最後までチャレンジする受験生が多くみられました。
 
私立大学の入試については、まず、大妻女子大学の一般受験での合格者が52名と全国でもトップランクになっていることです。また、今年度は日本女子大の合格者が32名と多く、一般入試の開始初期に女子大受験を組入れて合格を確保し、後半につなげていくといった受験パターンが定着した結果であると考えています。
 
東京女子大・日本女子大・津田塾大の私立三女子大学や大妻女子大学を代表とする女子大学は、ここ最近の女子大離れの傾向を受けていますが、一方で、少人数制のきめ細かい指導や就職のバックアップの充実などで注目度や人気も持ちこたえるようになってきました。本校は女子の中高6年一貫校ということで、女子大を敬遠する傾向がありましたが、大学受験計画の中で生かされるようになってきたということが言えると思います。
 
難関私大といわれる早稲田・慶応・上智・東京理科大等は昨年と比較して増、これは卒業学年の理系生徒が昨年より多いということとも関係しています。私大理工農系の合格者も大きく増加し、私大医療系への受験・合格が昨年に比較して増加しています。特に薬学系は、昨年16名から今年は19名、看護系では、昨年4名から今年31名と増加し、さらに昨年まで以上に難関といわれる薬学・看護系の大学に多く合格者をだしています。このようなことから、将来に向けての資格・専門技能の取得など、大学卒業後の進路を見据えて大学入試に取り組むという傾向が、今まで以上に強まったと見ています。
 
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