社会科・理科

社会科

育てたい生徒像

日本や世界の国々が持つ地域的な特色、歴史上の人物・出来事や歴史ある文化・伝統、そして、政治・経済や国家の仕組みなど、わたしたちの社会はさまざまなものごとが重なり合って成り立っています。
原始~現代と続いてきた社会のあらゆるものごとに興味、関心を持って学べる姿勢を育てたい。そして、そこから身につく発想力、分析力、思考力を基礎学力に加え、「生きる力」として社会に羽ばたく人材を育みたい。
それが大妻中野の社会科の願いです。

STEP 1 中1・中2[基礎期]

地理的分野・歴史的分野の基礎知識を2年かけて学習します。
地理的分野のうち、中学1年次には主に世界地理、中学2年次には主に日本地理を学習します。歴史的分野のうち、中学1年次には人類の誕生から室町時代までを、中学2年次には戦国時代から明治維新前後までを学習します。また、日本の歴史だけでなく、世界の歴史についても学習します。

STEP 2 中3・ 高 1[充実期]

中学3年次の歴史的分野では明治維新前後から現代の日本までを、公民的分野では憲法・政治・経済・金融・国際社会などについて学習します。高校1年次には、世界史・日本史とも近現代の内容をそれぞれ学習し、「国際社会の一員としての自覚」や「世界の中の日本」を意識して国際社会に対する視野を広げられるよう取り組みます。

STEP 3 高2・ 高 3[発展期]

STEP3では大学受験にも対応した授業が展開されます。地歴科目は、高校2年次に地理・日本史・世界史から1科目を選択し、大学受験対応レベルまで学習します。また、公民科目は高校2年次に倫理を、高校3年次に政治経済を学習します。目指す最終目標は、未来の社会に貢献できる人間性と教養の修得です。

教科担当からのメッセージ

教科担当からのメッセージ

大妻中野中学校社会科の入試問題に取り組むためには、暗記力だけに頼ってはいけません。例えば、地図上の場所と歴史
的事象のつながり、語句自体の意味まで考えてみてください。正確に理解しようとする気持ちと、今世の中で起こってい
ることへの関心の強さが合格をひきよせます。

理科

育てたい生徒像

日常に起こりうるさまざまな事柄や自然現象について興味を持ち、積極的に関わろうとする力を養います。
日常生活と科学の関係に気づくことができるように考える姿勢を後押しし、知的好奇心を育成します。大妻中野の理科は、覚えることよりも考えることを大切にする教科です。課題に対して筋道を立てて考え、解決できる女性、社会の一員として能力を発揮できる女性の育成を目指し、日々指導を行っています。

STEP 1 中1・中2[基礎期]

科学の楽しさを知り、実験を通して実証できることを自分自身で実感することが目標です。
理科の4分野(物理・化学・生物・地学)の授業をそれぞれ専門の教員が担当します。中学1年で化学分野と地学分野、中学2年で物理分野と生物分野を学習し、2年間で中学校理科の学習範囲を修了します。

STEP 2 中3・ 高 1[充実期]

中学1・2年で学んだ基礎知識を土台に、受験に対応できる高度な学習内容への橋渡しとなるよう、より専門性を高めた学習を行います。
中学3年から高校課程の学習が始まり、早期から大学受験を見据えた意識づけをはかります。また、実験実習の結果や考察をレポートなどにまとめることを習慣化し、論理的・実証的な学習態度が身につくことを目指します。

STEP 3 高2・ 高 3[発展期]

高校2年から文系コース・理系コースに分かれます。文系コースでは、センター試験での基礎2科目を、理系コースではセンター試験および国公立2次試験や私立入試での2科目受験を見すえた学力を育成します。基礎・応用の問題演習に加え、論述問題にも的確に解答できるように取り組んでいます。

教科担当からのメッセージ

  • 小学校での日々の勉強をしっかりとし、基本的なことがらを確実に身につけておきましょう。
  • 新聞やニュースなど、日常の理科的なことがらにも興味を持って考えるように習慣づけましょう。
  • 出題に関することがらは、正しい漢字で書けるようにしておきましょう。
  • 過去の問題を中心に、発展学習も行いましょう。

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