お知らせ

グローバル

法政大学グローバル教養学部GISとの連携 – リーダーシップを考える授業!

本校は、法政大学グローバル教養学部GISとの連携授業に取り組んでいます。

本校は、法政大学グローバル教養学部(GIS)と高大連携協定を締結し、協働して特徴ある先進的なグローバル教育を進めています。これは、本校が拠点校として取り組んでいる文部科学省WWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム構築支援事業の1つで、法政大学GISはこのWWL事業の協働機関でもあります。

法政大学グローバル教養学部(GIS)は、2008年に設立された法政大学の学部で、すべての授業を英語で行う「英語イマージョン教育」を採用し、人文・社会科学・ビジネスなど幅広い分野を学際的に学ぶリベラルアーツ教育を提供しています。これまでグローバルな視野やマインド、実践的なスキルを身につけた国際社会で活躍できるグローバルリーダーを数多く輩出しています。

一方、本校は、2016年度に開設したグローバル・リーダーズ・コース(GLC)をコアとして、高い英語力と複文化の視点、課題解決能力の修得を目指す教育に取り組んできました。 その成果として、文部科学省事業であるWWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム構築支援事業拠点校、SGH(スーパーグロバルハイスクール)としても採択され、また、ユネスコスクールとしても認定を受けています。

今回、この連携協定のもと、WWL(ワールドワイドラーニング)の取り組みの一環として、GISとのネットワークを活かし、GIS学部長の福岡賢昌先生による高3生対象の特別授業を行いました。 その授業の受講生徒の振り返りを紹介します。

M.K. さん (高3) 

福岡教授、 先日は、学校に来てくださりありがとうございました。私にとってとても実のあるお話になりました。 福岡教授が3つのタイプのリーダシップのお話をされたとき、私はAuthoritarianに手を上げました。私自身、今まではみんなで話し合って強調しながら方針を固めるDemocraticのほうがいいと思っていたのですが、最近の日本を国会放送や政治を見て、それでは何も進まないのではないかと思ったのです。 世界の政治のリーダーたちを見て不思議に思ったり、心に引っかかることがあったりしたのはリーダーのタイプの違いなのだと福岡教授の話を聞いて、納得することができました。 これは私にとってものすごく大きな学びで、大学受験に関わらず私がこれから歩んでいく人生にも大きな影響を果たすと思います。改めて、お話をしてくださりありがとうございました。

M.K. さん (高3)

法政大学GIS学部長の福岡先生のリーダーシップに関する講義を通して、リーダーの在り方は決して一つではないということに気が付きました。今までは「リーダー」と聞くと周りを引っ張る力が必要で外交的な人でないと務まらないため、内向的な私にはリーダーは務まらないと考えていました。 しかし、自分の性格を生かしてリーダーシップを発揮できることを知り、自己分析をして大学進学後や社会に出た後には自分に合った方法でグローバルリーダーとして活躍していきたいと思いました。また、リーダーシップの取り方はチームの成熟度合いによっても変わってくることを知り、チーム一人ひとりとよく向き合う必要があるのだと考えられるようになりました。

M.S. さん (高3) 

福岡先生のお話を聞くまで、リーダーシップを取れる人は人を巻き込み率先して動ける人だけがなれるものだと思っていました。しかし、チームのメンバーの状態や目標に向かっている進捗状況によって、どんなリーダーになるべきか、どのような言葉や指示を出すか異なるということが分かりました。 またその人の性格によってもどんなチームの雰囲気になり得るかも変わってくるという情報に納得しました。”Situational leadership theory”という状況に合わせて適応し、どんなリーダシップの方法をとるかや自分がどんなリーダになりたいかという考えを持つことが大切だと知りました。リーダーシップの取り方やリーダーのなり方に決まった正解はなく、自分で導き、チームを良くしていくものということを学びました。

M.S. さん (高3)

Leadershipを自分も持ちたいと思っていたけれど、この言葉が具体的にどのようなものをさすのかがよくわかっていませんでしたが、今回少しわかり始めたような気がしました。また、今まで私がDemocratic型のリーダーだったのですが毎回チームメンバーの意見を聞きすぎて話が前に進まなくてもどかしい気持ちをしていました。今回リーダーの形がDemocraticだけではなくてLeissez-faireなど多くの形があると知ったのでこれから実践していって自分にあうリーダーの形を決めるとともに相手によってもリーダーの形を変えていけるような多種多様なリーダーを使い分けていきたいです。

N.S.  さん (高3) 

Dean of GIS, Dr. Fukuoka , thank you for using your valuable time for us today.

Your lecture on leadership made me reflect deeply on myself. Not only during discussions, but also in my daily life, I tend to consider how others think and feel. I focus on building relationships based on trust, which is why I believe my leadership style is close to laissez-faire. Honestly, building trust is not easy, and because of that, decision-making can sometimes take longer and may come with other drawbacks. However, trust is essential—not only in leadership but in many areas of life.

You also spoke about the qualities of a global leader. One phrase that struck me was the importance of understanding Japan as well as other countries. I realized that I have mostly viewed the world through a Japanese lens, but to become a true global leader, I must first have a deep understanding of my own country.

When I listened to the introduction of your university, I also began to think more deeply about the meaning of the word “international” (国際的). It goes beyond culture and language and encompasses broader fields such as psychology, business, and more. It made me realize that in order to pursue a global path, I need to clearly identify what I want to study and how I want to engage with the world.

I learned a great deal from your lecture today. It helped me uncover deeper insights into globalization and gave me a valuable opportunity to reflect on myself and my future.

FOLLOW US

SNSの公式アカウントでは、
各種情報を発信中!
フォローして繋がって、
大妻中野をもっと知ろう!