グローバル
大妻協働で取り組む模擬国連 – 本校WWLグローバル教育実践
大妻協働で取り組む 模擬国連 – 本校WWLグローバル教育の実践 – 「子どもの権利を守るために ― 冬の大妻模擬国連 実施報告 ―」
本校は、スクールミッション「地球市民として、Society5.0における持続的なより良い社会の創造と自らの幸せを紡ぐことのできる人材の育成を目指す」ために、模擬国連にも力を入れています。本校生徒の英語力と探究の学びが最大限に活かされるのが、この模擬国連です。

今年度も2025年12月の立命館宇治中学校・高等学校主催模擬国連(立命館大学びわこ・くさつキャンパスでの実施)へのチャレンジに続き、2025年12月26日(金)・27日(土)の2日間、大妻中学高等学校と渋谷教育学園渋谷中学校高等学校が共催するグローバル・プロジェクト2025冬期模擬国連大会に本校生徒も参加しました。
大妻中高、大妻多摩中高、大妻中野中高は、グローバル教育で多面的な連携を進めています。海外大進学指導、海外研修に向けた合同の取り組みと共に、模擬国連は、3校で協働して様々な学びの機会を共有しています。
この大妻模擬国連大会では、「子どもの権利の促進と保護 ― 搾取から子どもを守る ―」を議題に、生徒たちが国連加盟国の大使として議論を行いました。本校では、特に大妻3校合同で初心者向けの模擬国連を年に2回実施しており、継続して参加する生徒も増えています。経験を重ねる中で、資料の読み取りや発言、他国との交渉などに成長が見られ、学びが着実に積み重なっています。

事前準備では、貧困や紛争、インターネットを通じた性的搾取など、子どもを取り巻く課題について理解を深めました。本会議では、他国の意見に耳を傾けながら、自国の立場を根拠とともに伝え、解決策を探る姿が多く見られました。子どもの権利という身近でありながら複雑なテーマに向き合い、対話の重要性を実感する機会となりました。

以下、この大妻模擬国連に参加した生徒(初めて模擬国連に参加する中学生)の振り返りを紹介します。
〔中2 I・Tさん(初参加)〕
今回、中国大使として、こ模擬国連に初めて参加させていただきました。
今回の議題は、同世代の世界の子ども達が、今も尚、権利を搾取されているということ、日本に生まれ育った私には到底想像できないものでした。PPPの提出まで、中国の児童労働、児童婚、児童買春、児童の人身取引などの子どもの権利の搾取について調べているうちに「親が、生計を立てるために子どもを労働させる、性目的での人身取引を行わせることが仕方なく起こっている」という現実が数えきれないほどあると知り、言葉を失いました。普段、ここまで世界問題について掘り下げて調べる機会がないため、調べられる機会が設けられている、模擬国連は視野を広げるという点でも有難い限りです。

会議当日、1日目は、会議の流れが分からず、不安で仕方ありませんでした。しかし、会議が進行するにつれて、徐々に、公式発言とモーションの順が分かってきたり、今、何を話さなければいけないのかを把握出来るようになったりしました。2日目は、1日目に他の大使を見て学んだことをいかし、モーションやアンモデでメモを取ることなどを戸惑うことなく出来たのが、自分の中での小さな成長でした。特に1日目に、初参加ということもありましたが、ペアの子に頼りっぱなしで、足を引っ張ってしまったことが本当に申し訳なかったと思っています。模擬国連では、普段の学校生活の中では体験できないような貴重な体験をすることが出来ました。今回の会議を通して、模擬国連というものがどのようなものか、実際に肌で感じることが出来ました。今回、アンモデで自国の提案を少しでもすれば良かった…ペアに頼りすぎてしまった…と反省点がたくさん残る会議になりました。次は、今回の反省点を踏まえ、初回より積極的に話し合いに参加したいです!
次のチャンスも、是非、参加したいと思っています。フロントの方々、各国大使の皆様、ありがとうございました。