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大妻中野中学校・高等学校 海外帰国生サイト

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大妻中野の海外帰国生教育

本校の帰国生教育は、16年以上にわたる帰国生教育の積み重ねがあり、 全校生徒の1割にあたる帰国生一人ひとりの、海外での生活体験・学習履歴を生かした教育を実践しています。
2015年度には、SGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト校として文科省の認定を受け、2016年度からは「帰国生クラス」を発展させた「グローバルリーダーズコース」を新設し、未来社会におけるグローバル女性リーダーを育成します。
また、2011年度からは、日本の帰国生英語教育の第一人者である、大妻女子大学・大学院 服部孝彦教授が 英語教育および帰国生教育アドバイザーとしてサポートをしています。

グローバルリーダーズコースとは

海外帰国生と英語に高い関心を持つ国内生を対象にしたクラスです。
海外帰国生入試受験生は入学後、「グローバルリーダーズコース」に在籍します(原則)。

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 今後のキャリアにも生かせるよう、少人数クラスを実施し、スムーズで無理のない授業を展開しています。

 大妻中野では2002年度から帰国子女の受入体制を整えています。多様なバックボーンで培われた帰国子女の生徒それぞれの貴重な体験を今後のキャリアに存分に生 かせるよう、十分な人間教育と教科教育を行います。中1・中2の英語の授業は帰国子女だけの少人数クラスで無駄なくレベルを高め、中3・高1では選択制の SEC(スーパーイングリッシュクラス)で発展的に学ぶこともできます。また、数学についても帰国子女だけの少人数クラスで基礎から復習し、日本の進度との調整を図ります。

 帰国生が海外で身につけた英語力は大きな財産です。応用言語学の一研究分野として確立してきました第二言語喪失の研究成果の中で、特に帰国生に対して英語保持を成功させるためには、効果的なアプローチがあります。

 英語の4技能には「聞く力」「話す力」「読む力」「書く力」がありますが、これらの力を同時に失うわけではありません。保持しやすいのは受動的技能である「聞く力」と「読む力」です。「読む力」はとくに重要で、日本にいながら大量の良い英語のインプットを与えるには、英語の本を多く読むことが効果的です。

 帰国生の英語喪失に共通しているのは流暢さがなくなり、それと同時に語彙を忘れてしまうことです。しかし文の語順などの知識である統語的な力や、ネイティブスピーカーのようなきれいな発音はそれほど急速には衰えません。忘れてしまった力にではなく、まだ保持できている力に注目した指導も大切です。 

 帰国生の語彙力は急速に衰えますが、これを放置してはいけません。第二言語における語彙喪失の研究では、子どもは英語の語彙をきれいさっぱりと忘却してしまったわけではないことがわかっています。一度覚えた語彙を思い出すには手助けが必要です。英語の本を読むことによって、忘れた語彙を文脈の手助けによって思い出すことも可能です。英語に大量に触れることにより語彙力の衰えもある程度までは防げるのです。

 本校、大妻中野ではこうした専門的な研究の成果を十分に踏まえた効果的な指導を取り入れて学習を進めていきます。また、保護者の効果的な関わり方などについてもアドバイスを行い、成果をあげています。

服部 孝彦(はっとり たかひこ)

大妻女子大学・同大学院教授、早稲田大学講師。

言語学博士(Ph.D.)。米国ケンタッキー州立ミュレー大学(MSU)大学院客員教授等を経て現職。海外子女教育振興財団外国語保持教室アドバイザー、ルーツ・インターナショナル英語保持教室カリキュラム・スーパーバイザー、国連英検統括監修官兼外国人面接官指導研修スーパーバイザー、元NHK英語教育番組講師。主な著書に文部科学省検定中学英語教科書『ニューホライズン』(共著、東京書籍)他、著書89 冊、学会発表論文111 編、学術誌発表論文102 編。自らも初等・中等・高等教育を日米両国で受けた帰国子女で、帰国子女を育てた父親でもある。日本に本拠地を置く現在でも日米間を一年に何往復もしながら、米国の国際学会等での研究発表及び講演活動を精力的にこなす。

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