妻中便り

教育実習生のことば

6月に本校で教育実習を経験した卒業生から

3週間の感想をいただきました。

 

「教育実習を終えて」

津田塾大学 4年 栗山春花

 

中高6年間を過ごした大妻中野で教育実習を行いました。

私は、中学1年生のホームルームクラスと英語の授業を担当させていただきました。

母校での実習とはいえ、自分が「教員」としての役割を果たせるのか、初めは不安でいっぱいでした。

笑顔でいることと、生徒達と沢山接することを心がけて過ごしていました。

英語科の先生や、在学時の担任の先生など、多くの先生方からアドバイスや励ましの声を頂きながら、

3週間を乗り切ることができました。

生徒が楽しみながら、同時に力を身につけられるような授業を作るためには、

様々な工夫と努力が必要であることを学びました。

ホームルームクラスでは、生徒たちの素直な心に感動しました。

「毎日使っている教室に感謝の気持ちを込めて、掃除を頑張ってほしい」という話をしたところ、

その翌日から、生徒たちの掃除に対する姿勢がどんどん積極的になりました。

与えられたこと以上の仕事にまで取り組む姿勢が見られ、打てば響くどころか、

それ以上のもので返してくれた彼女達から、自分の思いを伝えることの大切さを教わりました。
教員という仕事の難しさと、やりがいを感じられる素晴らしい3週間を過ごすことができました。

(写真は数学を担当した他の教育実習生 同じく本校卒業生)

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