海外留学

2010 オーストラリア研修 レポート Day 8

2010 セント・アンドリュース・セミナー レポート  Day 8,  1st August, 2010

気持ち良く晴れた日曜日。Psalm Sunday。祝福された日曜日。今日も絶好のお出かけ日和になりました。海を望むシティの公園では、バーベキュー・ブレイクファストを楽しむ年配のグループも。おいしそうな肉を焼く匂い。白ワインのグラスが朝の太陽にキラキラ輝いてきれいです。みんな楽しそうです。生徒の皆もすてきな日曜のブレイクファストを楽しんでいることでしょう。

今日も最低気温22度。最高気温は29度とのこと。大ざっぱです。ここ数日、いつも最高気温29度です。日によってかなり違っている感じがしますが。でも気温の0.1度の違いで騒いでも確かにしょうがない。 Easy going! とはいっても今朝の新聞の見出しが、「ブリスベーン23度、ケアンズ29度。これって冬?( They call this winter? )」。異常気象のようです。現地の人達は戸惑っているみたいですが、僕たちみたいな北半球から来た一時滞在者には、「快適な夏」らしくてありがたい。

今日から8月。オーストラリアはいよいよ総選挙の月になりました。8月21日の投票まで3週間。テレビのニュース番組は、選挙キャンペーンの報道一色です。ジュリア・ギラール(Julia Gillard)首相率いる労働党(Labor)とトニイ・アボット(Tony Abbott)党首をリーダーとするリベラル連合(Coalition)との白熱した選挙戦です。

世論調査によると、最近まではジュリア首相支持がアボット党首よりも多かったのですが、ジュリア首相の国家セキュリティへの関心の薄さや宗教上の姿勢などを問うネガティブ・キャンペーンが数多く報道され、支持率が低下、苦戦状態。でも、ジュリア首相は、「さあ、巻き返すわよ!」という感じで頑張っています。今日は、ピーター・ギャレット環境大臣(往年のロック・ファンの間では有名な方。とにかく存在感があります)を引き連れて、シドニー近郊でキャンペーン。一方のトニイ党首は、クールに、じわじわと、ジュリア首相側を攻めていこう。という感じ。今日のキャンペーンでは、手堅く「老人のケアに財政援助パッケージプラン」を提案。安心感を前面にという感じがします。

新聞の投書には、「ジュリア首相は、女性ということ、宗教上の考え方などで、ネガティブ・キャンペーンを張られていると思う。でも彼女はしっかりこの国をリードしていけると思っている。」(28歳 女性 ブリスベーン在住)という声も。さて、この選挙の結果はどうなるでしょう。僕も興味を持つようになりました。外国人としてその国の選挙を見ること。細かなことや歴史的なバックグラウンドがわからない分だけ、感覚的にですが、クリアカットにその候補者の人が見えてくることもあるような気がします。

引率  水澤

今朝のケアンズ市内 素敵な日曜日を過ごしているでしょう!

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ジュリア首相のライブ 右がギャレット環境大臣   スキャンダルからの巻き返し!

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トニーアボット党首はダーゥインでキャンペーン 高度医療介護の充実を提案

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