妻中便り

Diversity meets Learning ! 多様性が学びを起動する- HLAB座談会 

今年も、本校でHLAB進路座談会を開催しました。本校では2014年から毎年、HLABと協働した「HLAB進路座談会」を本校で開催しています。 HLABのメンター大学生と自由に、進路、大学受験、勉強、将来のことなどを語り合うプログラムです。今年も5月30日に、HLABメンターの大学生と本校の中学生、高校生が、進路のこと、今の悩みなどを語り合い、新しい考えと人に出会う体験をすることができました。

本校で10年以上開催しているこのプログラム、今回は本校生徒たちが、企画、手配、打ち合わせ、周知など、すべて自分たちで作り上げました。

HLABは、日本人の学生がその仲間たちと日米学生会議やハーバード・MITでの議論を経て、2011年、ハーバード大学や一橋、東大を中心とした日米の大学生が共同で発足させた団体です。多様な選択肢が混在する現代において、従来の「学校」を越え、新たな教育プログラムを提供しています。

HLABの「H」は、「学寮(カレッジ)生活を中心としたリベラル・アーツ教育」というHLABのコンセプトから、人的交流の「Hub(ハブ)」となる「House(寮) 」を意味しています。

また「LAB」は、「Liberal Arts beyond Borders」(ボーダーを越えるリベラル・アーツ)の頭文字です。世代や国籍、分野を越えて互いから学ぶリベラル・アーツ教育を提供するというHLABのミッションを表すとともに、新たな教育の形を日本で実現するための実験の場(ラボ)になって貰えればという思いが込められています。

今年もこのHLABと協働した「HLAB進路座談会」で、本校の中学生、高校生が、HLABの大学生と自由に進路、大学受験、勉強、将来のことなどを語り合い、大きな気づきを得ることが出来ました。この体験をもとに、学校を越えて、更には国をも超えて視野を広げるとともに新しい自分自身に出会うことになるでしょう。

今回の座談会では、本校生徒のHLAB経験生が大学生に自分たちの経験をプレゼンすることで、より主体性を高めています。

参加した生徒たちの振り返りを紹介します。

・ 自分の進路に関する疑問が質問しやすく、様々な大学生と交流できて楽しかったです。

・ HLABのメンターの皆さんと様々な話をすることで、進路のこととか悩んでることについて、いろんなことがわかり、楽しかったです。これからも、もっと多くの人と話したいです。

・ 高校生のうちにしておくべきことがすこしわかったことが大きな収穫となりました。また、HLAB全体と サマースクールについて、その仕組みやアプローチを、新しくまた沢山知ることが出来たこと、久々に会うメンターさんもいて楽しかったことが、とてもよかったです。

・ HLABサマースクールの様子のことが詳しくわかったことは、とてもよかったです。 また、この体験を通して、HLABの皆さんが、自分が変わったことを教えてくれたので、自分もそこで自分を変えて成長したいと思いました。

・ 大学生と話すのがとても楽しく、大学について知ることも出来、素晴らしい経験でした。

・ 留学したときの現地の人との会話のこととか、大学のサークルとは何かなども知ることができました。

HLAB – Diversity Meets Learning – 本校の教育観との高い親和性を感じます。

 

一覧へ戻る