高校2年生 Global Study Tour 【台湾コース】聖功女子中高との学校交流報告!
高校2年生は、Global Study Tour として、【マレーシアコース】【台湾コース】【関西コース】の3コースへ、
コース希望選択制で研修旅行に参加します。
COVID-19の影響で実施できなかったコース別研修も、昨年度から実施できるようになりました。今年度も3コースへの旅行の真っ最中です。
その中から、【台湾コース】にて5月14日に行われた、聖功女子中高(Sheng Kung Girls Junior & Senior High School)との学校交流についてご紹介します!
過去の学校交流について
昨年度(2024年度)のGlobal Study Tour において、聖功女子を訪問させていただきました。その時の様子は以下の記事の中で紹介しています。
また、2024年12月、聖功女中の高校1年生が関東への旅行の際に本校を訪れ、交流を行いました。
そして、今回が3回目の交流となります。
お出迎え
朝に宿舎を出発して学校に到着した際、早速のお出迎え。
大妻中野の横断幕まで作っていただき、最初から温かい気持ちになりました。
Welcome Celemony
Welcome Celemony は聖功女子の生徒による歓迎の演奏でスタート。
心地良く、かつ力強い調べに生徒も皆聴き入っていました。
その後、聖功女子の校長、大妻中野の代表挨拶、両校のプレゼント交換を実施。
そして、それぞれの学校の代表がスピーチを行いました。
今日1日の経験を大事にしたい気持ち、そしてこの交流が長く続くことを願う、そんな力強いスピーチでした。
続いて、両校によるプレゼンテーションです。
今回のテーマは「日本と台湾の文化」と「Maline Life(聖功女子と大妻中野が協働で行っているプロジェクト)」です。両校ともに、お互いのプレゼンテーションに真剣に耳を傾けていました。
セレモニーの最後に記念撮影。
グループディスカッション
午前のプログラムは、両校の生徒が混ざったグループで1つのテーマについて議論し発表する「グループディスカッション」です。
今回のテーマは「祭り」です。台湾の祭りの紹介のレクチャーを受けた上で、台湾と日本の祭りの内容について情報を共有しあいながら、考えたことを発表するというものです。
先生からのアドバイスをもとに、グループで意見交換。模造紙を囲みながら様々な意見が飛び交います。
最後に全てのグループが英語で発表。短時間でしたが積極的に取り組んだことがよくわかるものでした。
ランチタイム
「健康志向のお弁当」ということで、聖功女子の皆さんが用意してくださいました。
先程一緒にディスカッションしたメンバーで一緒に昼食。楽しいひとときとなりました。
ブレイクタイム:生徒同士のプレゼント交換
まずは聖功女子から大妻中野へのプレゼントを代表者が受け取りました。
そのあと、全員がバディから。バディ自身が用意してくれた様々なプレゼントももらいました。
次は大妻中野の生徒からのプレゼント。バディへのプレゼントと、全員へのネームカードのプレゼントを贈りました。
そして記念撮影。最初とは違う仲の良さが写真に現れています。素敵ですね。
体験授業:Lift-Technology Class
午後の最初のプログラムは、技術の授業への参加です。
あらかじめ送っておいたデータをもとに、レーザーカッターでキーホルダーを作成するというものです。
実際レーザーカッターで作られる部分を見たり、完成したものを見せ合ったりと嬉しそう。
最後は出来上がったキーホルダーを手に記念撮影。(昨年もでしたが、本当に記念撮影が好きです。)
部活動:ランタンの作成
最後のプログラムは部活動への参加です。今年は、iEARN(聖功女子の国際交流社)の活動の中から、ランタンのデザインの作成に取り組みました。
台湾で開催される Lantern Festival について説明を聞き、実際ランタンに絵の具で絵を描いてみるというものです。
大妻中野の生徒も、聖功女子の生徒も、思い思いにランタンに絵を描いていきます。
短い時間でしたが素敵なものができたようです。
Closure Ceremony
あっという間に時間は過ぎ、閉会の時間となりました。
まずは本日の振り返り。ランダムで指名された生徒が本日の感想を述べました。いきなり英語で答える難しさはあったかもしれませんが、それにチャレンジしようという気持ちが強く芽生えた感じを受けました。
そして、台湾のことを覚えていてほしいという気持ちを込め、家族に渡すためのプレゼントをもらいました。さらにバディからは手紙を受け取りました。どちらも、ここでの縁がずっとずっと続くことを願った、そんな気持ちを受け取るものとなりました。
あとは代表挨拶を行って終了…と聞いていたのですが、ここで外に出るように言われ。
何かと思ったら…ギター部によるフラッシュモブ(サプライズ演奏)が!
ちなみにこの演奏、今回の交流に参加していない聖功女子の生徒にも全く知らされていなかったそうで、聖功女子にとっても「サプライズ」だったそうです。なので、いたるところにすごい数の観客。
これだけの生徒が興味を持って集まる雰囲気、これこそが聖功女子の生徒の良さと感じました。
最後は会場に戻り、両校の生徒が締めのスピーチ。
今日1日の経験が、これからも繋がっていくように。そんな願いを感じるスピーチでした。
そして最後は記念撮影。晴れやかな青空のもと、今日1日の幸せを感じる、そんな雰囲気での撮影となりました。
そのあと…
最後は見送られながらバスへ…でしたが、バディとの別れを惜しむ姿、満足感で笑う姿、別れが寂しくて泣く姿…
姿は違えども、今日1日の経験が本当に大きなものとなったのだな…と感動しました。
最後まで温かく見送ってもらい、今回の交流は終了となります。
…と書いておきながら、やはり「交流は終了」なのではなく、あくまでも「今回の報告は以上です」ということに過ぎない気がしています。
様々な手段を使えば言葉の壁も距離の壁も越えられる状況もあり、
今回の交流は始まったばかりで、生徒それぞれの形で交流が続いていくのだと思います。
長くなった今回の聖功女子との交流の報告ですが、とりあえず「今日の報告」ということで締めさせていただきます。