妻中便り

Beyond School キャリア探究学習 – 中学3学生の企業訪問レポート

Beyond School – キャリア探究学習として、中学3年生で、企業訪問を行いました!

2024年12月の2学期の期末考査後の期間で、中学3年生がキャリア探究学習の一環として「企業訪問」を行いました。この取り組みの目的として、

① 本校のBeyond School -「繋ぐ・行動する」という学びのポリシーから、実際に足を運び、自分の目で見て体験をすることの大切さを学ぶ

② 学校や家庭ではない「社会」の現場を体験することで、キャリア意識形成に向けて考えを深める

③将来の働く自分の姿をイメージし、今できること・やるべきことを主体的に実行する意識を向上させる

の3つを掲げ、実施した本企業訪問。中高生向けのキャリアサポートを手がけるイロガミ株式会社に仲介をお願いし、計7社もの企業からご協力をいただきました。

生徒たちは、「先進的なIT企業」「社会課題の解決に取り組む企業」「女性が活躍している企業」「グローバル企業」の4つのカテゴリ―から、自身の興味・関心にあったものを希望して、各企業へ訪問し、オフィス見学や企画作成、プレゼンテーションなど様々なプログラムを体験しました。今回訪問を受け入れてくださった7社のうち、4社がリンク先にて報告を掲載してくださっています。ぜひご覧ください。

・ベル・ホールディングス株式会社様 https://www.bell-group.jp/news/post-201.php

・株式会社ポジティブドリームパーソンズ様 https://www.positive.co.jp/company/csr/

・株式会社PIJIN様 https://jp.qrtranslator.com/news/ohtsumanakano_visit/

・株式会社ナイル様 https://nyle.co.jp/news/241224-01/

同じくキャリア学習の一環として7月に実施した千葉県の幕張豊砂にある「Kandu」での職業体験や講話と合わせて、「働く」ということをより身近なものとして意識することのできた、貴重な経験となったのではないでしょうか。今回企業訪問を実施するにあたり、ご協力いただきましたすべての企業の皆様に、心より感謝申し上げます。

~振り返り (中3・Tさん)~

“今日私が行った企業はグローバルトラストネットワークス(GTN)という企業です。GTNは海外の方を受け入れる環境を整えるための企業で具体的にはクレジットカードや携帯を契約する時の仲介や外国人の方が病院でうまく症状を伝えられない場合や、日本人の人とコミュニケーションをとるのが難しい場合などに通訳をするなどの仕事があるとのことでした。

GTN の代表取締役の後藤祐幸さんは20年前海外の方と関わる機会があった時に日本はまだまだ外国人を受け入れる体制が整っていないなと感じ、自分で会社を立ち上げたそうです。

色々な国籍の方を相手にお仕事をされていて、宗教や文化の違い 常識の違いなどがあるけど、そもそも常識はないと思って相手の考えを柔軟に受け入れリスペクトを持って接することが大切だとおっしゃっていました。これからの時代ますますグローバル化が進んでいく中、このように相手を受け入れる柔軟な考えが大切になっていくとあらためて感じました。

会社が行っている具体的な仕事について説明してくださった後はみんなで実際に仕事を体験してみました。外国人の方が日本で物件を探す時のお手伝いをする仕事を体験しました。海外と日本では住まい方や文化が異なるのでお客様の要望を全て叶える物件を探すことは難しいけれどそれに代わるような提案や、日本の生活スタイルについて1から説明することが大切だと知りました。また近隣住民の方とのトラブルの対応する時に文化の違いがよく表れるそうで、日本の文化を当たり前だと思わず 丁寧に説明して対応することが大切だとおっしゃっていました。

今回の企業訪問では自分のまだ知らなかったことやグローバルな視点を持つことの大切さを学ぶことができ、とても貴重な体験をすることができました。”

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