From Otsuma Nakano 英語セミナー – IELTS, 国連英検, 大学入試を知る –
4/17(土) 英語セミナー「IELTS、国連英検、大学入試 を知る」を実施しました!
本校は、英語の検定試験の中で、特に世界で最も受験者の多いIELTSに力を入れています。 IELTSは、世界中の大学への進学で通用するテストのみならず、日本の大学入試でも、多くの大学で採用されており、IELTSスコアを持っている生徒は大学受験でも大きなアドバンテージがあります。これまで多くの本校生徒がIELTSを受験し、そのスコアを活かして目標とする大学に合格・進学していきました。日本の大学入試英語で求められている英語力が、IELTSで求められている力と重なってきています。
また、本校はグローバル教育において日本国連協会からアドバイスやサポートをいただいています。毎年、2月の「グローバル教育成果発表会」では、日本国連協会から後援を頂き、国連大使、各国大使経験者などの皆さまからのアドバイスで、国連英検へのチャレンジも始まりました。
こうした本校の取り組みをさらに加速させるために、4月17日に、本校で、日本国連協会、JSAF,大妻女子大学英語教育研究所からのサポートを得て、本校グローバル・センター主催、特別英語セミナー「IELTS, 国連英検と最新の大学入試を知る」が行われました。
日本国連協会で国連英検(外務省後援)ディレクターを務めていらっしゃる 林 稔先生、 IELTS公式テストセンターから本校のIELTS受験をサポートいただいている 宮元 育美 氏、そして、本校のグローバル教育全般、英語教育のスーパーバイザーで、IELTSの公式スーパーバイザーでもあり、国連英検の統括監修官兼外国人面接官指導研修スーパーバイザーの 服部 孝彦 大妻女子大学・大学院教授をお招きして行われました。
服部先生から、IELTS, 国連英検、そして最新の大学入試英語で求められる力とはどのような力か、それを効果的に身に着けるためのポイントをわかりやすい英語でお話をいただきました。
IELTS公式テストセンターJSAFの宮元氏からは、What and Why “IELTS?” をトピックに、これからIELTSを目指す人やすでに受験経験があり、より一層、スコアをアップさせたい人にも役立つ様々な情報をいただきました。
そして、日本国連協会の林先生からはSDGsのお話を交えて、国連英語の目指すものをわかりやすく教えていただきました。国連英検(国際連合公用語英語検定試験)は、長い歴史を持つ英語検定試験で、国連の理念である「国際協力」「国際理解」をコンセプトに「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成を目標とするものであることは、まさに本校が生徒に身につけさせたい力そのものです。
さらに、本校の在校生、卒業生による国連英検の受験レポート、IELTSを実際に大学受験で活用した体験事例の紹介もありました。本校の卒業生の体験談は、身近な先輩の成功事例ですから、大変、参考になるものでした。
また、本校高校3年生のM.T.さんは、国連英検A級の受験、合格体験について、以下のように語ってくれました。
「国連英検にチャレンジしようと思ったのは、模擬国連での経験から、国際問題を英語でしっかり勉強しておくことの重要性を痛感したことと、本校が日本国連協会からサポートを受けていて、国連英検の受験するチャンスをいただいたからです。 実際に受験して、国連英検は、世界平和、地球環境、世界政治、世界経済、人権、食品、医療等の世界情勢・国際時事問題を広く取り扱っているので、今、地球上で問われている問題を認識し、自分の考えや解決策を論理的に伝達する表現力が鍛えられたと思います。大妻中野で、「英語」 + 「GIS(グローバル・イシュー・スタディズ – 本校のグローバル・リーダーズ・コースのカリキュラムで、グローバル課題を探求する科目)」を学ぶことが、国連英検で求められて力を身に着ける上で重要なことだと気づきました。」
このセミナーには、中学1年生から高校3年生まで、さらに保護者まで参加しました。グローバル社会で、リーダーとして活躍するための英語力とは何か、はっきりと見えてきたセミナーとなりました。
このセミナーの講師として参加くださった以下の皆さまに改めて、感謝申し上げます。
日本国連協会 : 林 稔 先生
IELTS公式実施センターJSAF: 宮元 育美 氏
大妻女子大学英語教育研究所所長・教授: 服部 孝彦 先生 (国連英検統括監修官・IELTS公式スーパーバイザー)
上智大学外国語学部英語学科3年・本校卒業生 A.O.さん
早稲田大学国際教養学部SILS2年・本校卒業生 N.O.さん
早稲田大学文化構想学部JCULP2年・本校卒業生 Y.S.さん
大妻中野高等学校3年 M.T.さん