妻中便り

From “France” オンライン留学レポート② フランスから

前回のオンライン留学レポートでは、イギリスとカナダの学校、”バディ“と直接つながるライブ・プログラムに参加した本校の生徒のレポートを紹介しました。

今回は、フランス・オンライン留学プログラムに参加している生徒からのレポートを紹介します。今年は残念ながら、グローバル・ロックダウンというべき状況下で、海外でのプログラム – Global Immersion – ができませんが、本校は、グローバル・ゲイトであることを止めません。

英語以外の外国語を学ぶことを重視している「複言語教育校」である大妻中野。本校の特色である英語圏以外の国への留学プログラムも充実しています。今回は、フランス語の集中コースで、現地のフランス人の先生から直接、フランス語を学び、エスプリを感じるオンライン留学フランス編です。レポートをどうぞ。

まず、高校1年のK.T.さんのレポートです

皆さん、こんにちは、現在フランスにオンライン留学をしている高校 1 年のK.T.です。 このレポートでは、私がなぜフランスにオンライン留学をしようと思ったのか、そして、具体的にどの様な授業を受けているのかをご説明したいと思います。

私は中学 2 年生の時に学校のプログラムでカナダ研修に参加し、英語でフランス語の授業を受けたことがきっかけで、フランス語学習の面白さを知りました。もっとフランス語を学びたいと思い、今年の夏から 1 年間フランスに留学予定でしたが、新型コロナ・ウイルスの流行によって、断念せざるを得ませんでした。本来なら現地にて受ける予定だった授業がオンラインで受講出来ることになり、参加することにしました。

このオンライン留学は、8 月の 1 週目の月曜日から金曜日まで毎日 3 時間以上の授業が行われ、毎日欠かさず課題が出されます。私は、夏休みが終わる日まで、ずっと継続してこのプログラムでオンライン留学を続ける予定です。

初めは 100%フランス語で行われる授業に対して不安を抱いていましたが、先生が繰り返しジェスチャーを交えて説明して下さるので、想像以上に理解することが出来ました。また、初めの 1 週間はアルファベットや自己紹介など、基礎的な内容から始まり、中学3年間で学んできたことを最大限活かすことが出来ました。現在は 2 週目に入り、中学生の頃に日本語では理解しきれなかったことをフランス語で再び教わっています。

このプログラムでは、ライブで行われるため、フランス時間の午前中、つまり日本時間の夕方、授業時間が毎日 3 時間以上あります。 この時間、ずっとたっぷりフランス語につかりますから、繰り返し何度も教わっていくうちに、長文や、リスニングのスキルも向上してきました。 フランス語ネイティブの先生の本場のフランス語を毎日叩き込まれ、かなり聞き取れる様になって来ました。

この貴重な経験を無駄にせず、次の実際のり留学の機会に是非、活かしていきたいと思います。

そして、高校1年のY. I. さんのフランス・オンライン留学レポートです。

フランス・オンライン留学に参加している高校1年、Y.I.です。 私は、今年度3学期のフランス・ターム留学を希望しており、部活と両立を図りながら、その準備を進められると思い、参加しようと思いました。また、数ヶ月後にフランス語検定を受ける予定があり、フランス・ネイティブの先生の発音と話し方に接して慣れておくことで、自分の苦手な分野であるリスニングを少しでも克服すべく、参加することに決めました。

今回のフランス・オンライン留学の授業を実際に受けてみて、毎週受けてる授業より発言できる機会が多く、2週間という短い期間でも上達できたことを実感しました。自分の間違った発音を先生が根気よく直して下さったり、間違えてしまう部分を何度でも指摘してくださったりしたお陰で、不安に感じていた聞き取りも上手くなったと思います。

今回、このプログラムから、向上心を持って自分から積極的に発信していけば、短い期間でも上達出きることを学びました。このことを忘れずに、学校の授業や自宅でも自分からフランス語を使っていき、今後の試験や留学に繋げていこうと思います。

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