妻中便り

新入生のみなさんへ№28(5月21日)

新入生のみなさん、保護者の皆さま、こんにちは。学年主任の北田忍です。

 

今朝のニュースの中で、新型コロナウイルス感染拡大の影響での「夏の甲子園大会中止」の知らせを受け悔し涙を流す球児たちの姿を観ました。その決定は予期していたものの、私自身もショックでしたが、当事者の生徒たちの気持ちを思うと、とても胸が苦しくなりました。

以前、埼玉県にある野球の強豪校で勤務していたことのある私は、甲子園球場に一度だけ応援に行ったことがあります。「応援してくれる家族のために頑張りたい」と汗を流して頑張る生徒や、文武両道を目標に掲げて日ごろから地道に努力する生徒など、甲子園で活躍する「その日」のために全力を注ぐ姿に胸が熱くなり、それ以来すっかり高校野球ファンになってしまいました。

 

大妻中野の多くの生徒たちも、日々スポーツに打ち込み、汗を流して頑張っています。
この球児たちと同じように、大会が中止になって悔しい思いをした人も多くいるでしょう。
でも、大会はなくなっても、頑張ってきた過去は消えません。努力した日々は決して消えません。
今後の人生をより良く生きる「糧」になるはずです。ぜひ前を向いて進んでもらいたいと、心から思います。

 

新入生のみなさんも、まだ部活動に参加できずにいますね。同じように、悔しい気持ちはあると思います。
今後部活動へ参加できたときには先輩たちと良い活動ができるように日々励んでもらえたら、私はとても嬉しいです。「分かち合い、ともに励む」という精神で、毎日を心豊かに過ごしていきたいですね。

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