大妻中野からのお知らせ

イギリスセミナー6日目縲徃o-between

8月3日(金) 芝生でお昼寝をしたくなるような爽やかな晴天

イギリス滞在6日目、ブライトンは今日もお天気で、空も海も真っ青で、太陽の光はポカポカで、風は優しくひんやりと吹きつけます。今朝も42人が全員元気に登校してきました。ブライトンの道も、バスの乗り方も大分慣れてきたようで、授業開始の9:30までには全員が各教室で授業の準備をしていました。時間にルーズで、自分勝手な行動をしがちな他国の生徒と比べると、みんなのマナーの良さが際立ちます。

今回は授業の様子をご紹介します。Upper Classの授業見学をしたのですが、身体を動かしながらの授業展開に感心しました。ウォーミングアップとして、皆で立ち上がって輪になり、ボールを投げながら指示されたアルファベットで始まる単語をできるだけ答えるという単語ゲームをしました。身体を動かしながら、眠気の残る身体と脳みそを呼び覚まします。次に、手をたたきながらリズムカルに英語の早口言葉をみんなで歌います。リズム感と口のウォーミングアップが終わった後、ひとまず着席。

今日のテーマは「tellとsaidの使い方」です。先生が用法の違いを説明したあと、簡単にペーパーワークをして知識を確認し、再びstand up! 今度は机を縦二列に並べ直し、三人一組のチームを作ります。neighborhood(隣人)①、neighborhood(隣人)②、go-between(仲介者)の三役に分かれ、隣人はそれぞれの列の机に真向かいに座り、クレームが箇条書きになっているカードを渡されます。(例えば、隣の人の飼っている犬の鳴き声がうるさい など)そして、仲介人が両者の机の間に立ち、隣人たちは仲介人にクレームを伝えてもらいます。そのときに仲介人役は「She said that 縲怐vや「She told you to 縲怐vなどの表現を使うことになり、今日のテーマ「tellとsaidの使い方」が再認識されるというカラクリです。

ところが、ある積極的なカタール人とドイツ人がheat up!! 仲介人を通さず、大声てクレームを叫びあってしまいました。日本人の生徒はただただ唖然。先生は意図する学習プロセスが台無しになってしまい困っていましたが、授業マナーは別として「兎にも角にも自己主張する」という積極性の部分では見習いたいものですね。

授業の様子を写真撮影したかったのですが、クラスの半分以上を占めるカタール人が宗教上写真を撮ることを拒んだため断念。下の写真は別のクラスの授業時に「後ろ姿の撮影なら」という条件付きで撮らせてもらった一枚です。

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午後は、学校の芝生でベースボール大会です。4チームに分かれ、打っても打たなくても塁に出られるという不思議なルールではありましたが、誰でも塁に出ておもいっきり走れるのでストレス解消になりましたね。最初は乗り気でなかった人も、キャーキャーとはしゃぎながら楽しんでいました。カタール人はお祈りの時間があるので、午前の授業後、一足先に宿泊先の寮に帰ってしまいました。文化の違いを実感します。

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下の写真は、ある生徒のホームステイ先での写真です。大方このような家や部屋でステイしています。

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明日は、ロンドン一日観光です。ロンドンはブライトンとは違い、大都市で人も車も混雑しているため、油断をすると大変です。9:30にブライトン駅集合、電車でロンドンへ向かい、観光途中ではぐれたら添乗員の本橋さんに電話をした後、ロンドン三越で待つというルールを何度も確認しました。明日は、基本的に徒歩で観光するので、当日は動きやすい靴と服装でね。

次回は憧れのロンドン報告です。お楽しみに。

(引率教員 大西)

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