妻中便り

第2回CASプログラム 「働くこと」と「生きがい」

梅雨も明けやらぬ中、どうにもはっきりしないお天気ですが、

1学期期末考査も終え、高校1年生は晴れ晴れとした気持ちで登校しました。

 

今日は、第2回CASプログラム(キャリア教育)の日です。

 

前回(5月)の講演では、ダイバーシティについて考え、

将来必要とされる(と自分が思う)力を思いつく限り挙げました。

今日のプログラムでは、実際に社会の中で生きる女性をお招きし、

パネルディスカッション形式で貴重なお話を伺いました。

 

将来「仕事」をするって、どういうこと?

なんのために働かなくてはいけないの?

どんな仕事につけばいい? 失敗しない方法は?

 

行きたい大学、あこがれの職業、やってみたいこと、

夢のために今からやった方が良いこと、やっても無駄だったこと などなど.....

 

情報のあふれかえるこの世の中、

スマホやタブレットですぐに手に入るあれやこれや、

有象無象の成功例や失敗例にもっともらしいアドバイス。

 

ある意味で、今を生きる子供達は耳年増ゆえに

自分の夢ややってみたいことを素直に言い出せない状況なのかもしれません。

 

そんな迷える生徒達に「先輩」方からは、

 

好き、きらい、違和感、やってみたいことに対して感じたまま素直に表現すれば良い。

いろんな情報に惑わされないで、自分で決めること。そして、失敗を人のせいにしないこと。

自分のことを信じていてほしい。自分に素直でいてほしい。

 

そんなメッセージをいただきました。

 

就職率の良い大学、就職率の良い分野、理系、文系……そういった情報だけに惑わされず、

一度しかない人生で、個々人が本当にやってみたいことをみつけられると素敵ですね。

やりたいことがいつか見つかれば、どんな道をたどっても、最後には必ずそこにたどり着けます。

回り道だって経験値です。

人生80年(100年かな?)、ああ満足だった! と言って迎える最期を期待して、

今は思いっきり、好奇心と探究心、そして冒険心を広げてほしいと思っています。

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