妻中便り

From Australia – Study at St. Andrew’s CC #14

Now we are at Cairns International Airport.  Departure time is 12:00, so we have some time here.  Students are enjoying the last shopping and chatting in Australia.  They had a heart-breaking sayonara time in the early morning, but now they look all fine.

 

今日は日本に戻るフライトの日です。

そして朝はホストファミリーとの別れの時。

meeting pointはSACCのバスターミナル、そこでそれぞれの家庭と最後の時間を過ごしました。

 

 

生徒たちは家族との別れを惜しみつつも概ね気丈に振る舞っていましたが、

中には涙が止まらずその場から動けなくなってしまった生徒もいました。

悲しんでいる生徒を見ているとこちらも胸が痛くなります。

ただ敢えて言いますが、皆さんはいくらでも悲しんでくれていいんです。

なんならもっともっと悲しい気持ちになってください。

その別れを悲しむ気持ちを前向きに活かすことができれば、

それはきっと今後の生活の中で皆さんに目標やモチベーションを与えてくれる原動力になるでしょう。

今回のホストファミリーに会いたいから、

また短期留学に来たい、

ケアンズの大学に入学したい、

ケアンズで就職できるような力を身に付けたい、

そんな目標に繋がるならば、その気持ちはとても有益なものだと言えるでしょう。

 

皆さんはまだまだ成長途中。無限の可能性を持っています。

全てを自分の糧にしましょう。将来に活かしましょう。

それでこそ全ての経験は意味を持つんです。

 

その後空港に移動、チェックインも無事に済ませ、

何事もなく今は搭乗時間を待っているところです。

 

少し早いですが、今回の留学をまとめます。

引率教員の視点から言えば、今回は本当に何事も起きず、

ただただ生徒たちの日々の学校生活の準備をし、それを眺めるばかりの2週間でした。

それもやはり参加生徒たちの能力と前向きなメンタリティによるものだと思います。

細かいことを言えばそれはいろいろありますが、ただ全体として、

みんなよく頑張ってこの2週間を過ごしてきたと思います。

ただ、今はこの経験は単なる「2週間の留学体験」ですが、

今後の皆さんの生き方次第でそれはもっと大きな意味を持つでしょう。

つまり、この経験を生かすも殺すも皆さん次第です。

今回参加した18人がこれからどんな人間になっていくか、

楽しみに見守っていきたいと思います。

 

2週間本当におつかれさまでした。

まずはゆっくり休んでください。

 

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