妻中便り

安心して1.14、のエール(センター試験本番)

1月14日という日は、愛と勇気と希望の日、なのだそうです。

その理由は、南極大陸に観測隊が泣く泣く置き去りにしたカラフト犬タロとジロの生存が

確認された記念すべき日だから。今から60年近く前の話です。

 

南極とまでは言わないけれど、身にしみるような北風が容赦なく吹き付ける朝、全国の

大学受験生が決戦の場へと向かいました。

大妻中野の高校3年生も、気持ちを奮い立たせて、いざ、勝負!

同じ朝の時間、帰国生入試を行う大妻中野は、学校中がバタバタと慌ただしいはず…

なのに、職員室の一角が静まりかえっています。

高校3年生のエリア、すべてのデスクが完全に空っぽなのでした。

 

この日までの道のりをそばで見守り、一緒に闘ってきた高校3年生の学年団。

大切な一日の幕開けに、遠く離れた職員室で座っていることなどできません。

防寒着に身を包み、決戦の地へと駆けつけます。

「落ち着いていいよ!平常心で!」

「頑張ってきたんだもん、自信を持っていいよ!」

試験会場に入る瞬間は心細いものです。

見慣れた顔、聞き慣れた声に出会って、6年間の頑張りを思い出せたでしょうか?

闘いは明日も続きます。頑張れ!受験生!

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