妻中便り

Chiang Mai field work③

今、子どもたちはチェンマイで過ごす新たな経験の毎日に刺激を受けながら、

新たなスキルを身につけるようと奮闘しています。

これまで、学校では静かにじっと座って授業を聞いているのが「よい生徒」、言われることを
忠実にこなせる生徒に良い評価を与える教育が、本校に限らず日本全国で長らく行われて
いました。
しかし、それだけでは通用しないということに、子どもたちも少しずつ気づき始めているのでは
ないでしょうか?
タイの人々に限らず、海外では、今自分が何を思っているのか、何を感じているのか、言葉に
限らず様々な手段で表現していくことが自己表現だ、と考えられ、当然のようにそれを求められます。
「おとなしい」ということが決してプラスにとらえられる場面ばかりではない、ということです。
誰かから質問を求められたり、今の気持ちを表現して欲しいと言われたとき、モジモジしてしまったり、
黙ってしまったりするのではなく、自信を持って自分を表現できるようになること。
それが今回のチェンマイフィールドワークの大きな目的の一つです。
 
学校ではアクティブラーニングが浸透しはじめ、授業で発言する機会や考える場面が多くなって
きています。「生きる力」向上のためには、授業の場だけでなく日常生活やとっさの場面において
まさにアクティブな行動や表現ができるようになることが必要です。
今晩から本格的なトレーニングに突入!
地元の演劇集団「GABFAI」の指導で、サンパトン高校の生徒たちと関係をつくるところから始まります。
(詳細は次号をお楽しみに!)
 
チェンマイを離れるとき、ひとまわりもふた回りもたくましく成長した姿を見せられるよう、明日から
ますますアグレッシブに行動していきたいです!
 
↓ストリートチルドレンの支援をおこなう施設を訪れた様子と 
  少数民族の子供たちへの職業教育をおこなっているSuksasonglor Schoolでの見学の様子
 
おまけ 今日のお昼です。
 
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