妻中便り

ココロに触れる「Arts」~アールブリュット中野2016

クレヨンを無造作につかんで、グリグリと紙からはみ出すような絵を描いたこと。

支離滅裂な歌詞で、心に浮かんでくるデタラメなメロディを口ずさんだこと。

そんな記憶、みなさんにはありませんか?

「芸術ってこういうものだよ」とアタマが教わらないうちに、ココロが生み出した芸術。

それが、生の芸術、アール・ブリュットです。

 

1月から中野の街のいたるところで目にしているアール・ブリュット作品の数々。

大妻中野の文化祭でも、近隣にある愛成会のみなさんが制作してくださった作品を

展示・販売しています。

よく晴れた2月28日の日曜日、アール・ブリュットのパフォーマンスイベントが

大妻中野のカフェテリア、Cosmosアゴラにて開催されました。

参加型の楽しいイベントが目白押しの中、妻中生からも、ダンス部と合唱部による

妻中発の「Arts」をご紹介!

ダンス部のポンポンを使って一緒に踊ったり、合唱部が手話を付けて歌うJ・ポップの

『世界にひとつだけの花』では、合唱部の手話にあわせて身体を動かしたり・・・。

芸術が心を動かすエネルギーをじかに感じられるような、不思議な一体感が会場に

広がるのが分かります。

色を、光を、音を、動きを感じて素直に心が動く。

「Arts」の出発点に改めて立ち返ることが出来たように思えた日曜日でした。

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