ロウで固めた鳥の羽で空を飛ぼうとした少年がいたのは、神話の世界。

たとえ鳥のように飛べなくても風の力を借りれば、人も空を飛べる!と昔の人々が開発したのが、

気球でした。

背中に翼をもたない人間が、大空に憧れ、知恵を駆使して空を翔る術を模索してきたのは、

いったい何の力によるものなのでしょう。

 

情報化が進み、世界がネットワークで結ばれている現代。

翼がなくても、部屋から一歩も出なくても、海の向こうとつながることが可能になりました。

しかし、大妻中野に学ぶ生徒たちの中で、自ら海の向こうへと羽ばたき、学ぼうとする意欲は

日増しに強いものへと変わってきているのです。

 

校外学習明け、試験前で心身ともに疲れているはずの今週。

放課後だというのに海外大学説明会に参加した生徒たちは、説明会の終了時刻になっても

プレゼンターのまわりに集まり、熱心に質問を重ねています。

「英語圏の大学にしか興味が無かったけれど、フランスの面白さを初めて知りました!」

「やっぱり、実際の話を聴いてみると全然感触が違います!」

興奮気味に感想を述べる妻中生たち。

 

人間を空へと運ぶ技術も、海の向こうとつながる技術も整っている現代社会。

でも、いちばん大事なのは、「気持ち」を空の彼方へ飛ばすこと。

海を越え、空を越えて可能性の翼が羽ばたくために必要なのは、何でしょうか。

「行ってみたいな よその国」

海の広さ、大きさを歌った童謡にもある、「行きたい」という素直な気持ち。

その気持ちを刺激するきっかけ。

「知る」ということ。しかも、ダイレクトに心まで届かせる、ということが最高のきっかけを

つくり出します。まずは、きっかけから。可能性の翼はそこからどこまでも羽ばたくのです。

 

 

 

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