妻中便り

本校の英語教育研究成果を発表

 本校は平成23年度、24年度の2年間にわたって、東京私立中学高等学校協会の研究協力校として、新しい英語教育法について研究を重ねてきました。この研究成果の発表会が、2月23日(土)に本校1号館、英語室で、都内の私立中学高等学校の英語担当の先生方50名をお招きまして行われました。

 「英語」を「知る、学ぶ」というレベルから、「言葉」として「使いこなす、コミュニケーション能力にする」ためには、どのようなメソッドで英語教育を実践すれば効果的かをテーマに、これまで本校が取り組んできた研究・開発・実践の成果を発表しました。さらに、本校は今、新校舎の完成に合わせて、全教室で電子黒板が稼働します。この電子黒板を、いかに英語学習に生かすかも大きなテーマとして研究をしてきました。

 当日は、この研究の成果を具体的な授業実践例として、本校の英語科教員が豊富な資料、パワーポイントを使いながら、プレゼン発表をしていきました。視覚的・音声的にも様々に工夫されたオリジナルの教材なども紹介しました。

 発表は、本校の日本人英語教員代表3名とネィティブ・スピーカー英語教員2名によって行われました。ネィティブ・スピーカー英語教員と日本人英語教員との分け隔てのないコラボレーションによる英語教育は本校の英語教育の柱です。ネィティブ・スピーカーだけが担当する「英会話」という科目は、現在の本校の英語カリキュラムにはありません。お互いに総合的な英語教育をリードし、サポートしあうカリキュラムです。

 その中でも、ネィティブ・スピーカーならではの自然な英語表現を音から学び、習熟するアプローチと、その英語らしい言い回し、論理感覚を書くことを通して学ぶ、自分のものにするアプローチは、この研究発表会に参加した他私立中高英語科の先生方にも、インパクトがあったようです。

 また、この発表会の最後に、本校のこの研究を常に指導、アドバイスをしていただいた大妻女子大学・大学院教授(言語学博士)服部孝彦先生から、この研究の成果への大きな評価もいただきました。

 こうした英語教育の取り組みは、大学受験でも十分に成果を上げています。しかし、本校の英語教育のターゲットは大学受験にとどまりません。「英語を使って社会生活ができる」ことが目標です。これからも、さらにこうした研究・開発・実践を重ねていきます。

 さらに本校は全校生徒の約10%が世界各地での就学経験のある帰国生。彼女たちは、"リンガ・フランカ”としての英語を肌で知っています。帰国生が培った英語生活力を一般生徒の英語習熟のロールモデルとして捉えることで、帰国生、一般生徒、双方のモチベーションの向上を促しています。

 最後に、この場をお借りして、東京私立中学高等学校協会、東京私学教育研究所ならびに当日、本校へ足を運び、この発表会に参加いただいた様々な私立中高の先生方に御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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