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イギリスセミナー13日目~ Farewell Party

8月10日(金)~私たちの晴れ舞台を祝福してくれるかのような快晴

いよいよ今日で授業最終日となりました。イギリスセミナーが始まったころは、生活に慣れるのに四苦八苦。一日一日がとても長く感じる一方で、週単位での時の流れは驚くほど速く、無我夢中のうちに2週間が経ったという何とも複雑な感覚です。

生徒たちは42人42色の思いで最後の授業を受けたことでしょう。英語力に関しては2週間という研修期間は余りに短く、ようやく英語が聞きなれてきて「これから!」という時期であるだけに、満足感よりも「もっとイギリスに残って英語の勉強したい」というやり残し感が強いことでしょう。しかし「もっと学びたい」「もっと英語を話せるようになりたい」というモチベーションを高めることがイギリスセミナーの一番の収穫であり、その情熱の灯火が皆さんのこれからの人生を照らし続けてくれることを願っています。

午後は修了証授与式とFarewell Partyが行われました。クラス担任から一人一人名前が呼ばれ、拍手喝采の中ステージに上がり修了証を受け取りました。その後、感謝の気持ちを込めて日本人学生からの出しもの披露です。合唱グループ、ダンスグループ、折り紙グループが、それぞれ自分たちが用意したものをステージに立って紹介しました。

BISSの先生方や居残り組みのヨーロピアンやチュニジアの学生達が、掛け声をかけたり口笛を吹いたりして場を盛り上げてくれましたね。今回私たちがお世話になったホストファミリーも、何人か応援に駆けつけて下さいました。皆様の優しさに感謝感謝です。

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出しものの後は、Perry先生お手製の「のり巻き」を頂きました。日本人学生のために、どこからか日本の食材を手に入れ、見慣れないレシピを見ながら一所懸命に作ってくれたのでしょう。醤油もワサビも用意して下さいました。久々のジャポニカ米を口にして、無性に日本が恋しくなったのは私だけでしょうか。「日本に帰りたいけれど、帰りたくない」そんな矛盾した気持ちが交錯しました。

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ブライトン滞在最終日の明日は終日自由行動です。希望者はロンドンへ行き、ハリーポッターで有名なキングストン駅を見学した後、ナショナルギャラリーのある「ピカデリーサーカス駅周辺限定」で自由行動をする予定です。最後まで気を抜かず安全第一に、そして思い出に残る最高の一日を過ごして下さいね。

(引率教員 大西)

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