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イギリスセミナー11日目~Its’s the Dog!!

8月8日(水) 気温20度ほどの肌寒い晴天

そろそろ帰国も近くなり、最近の子ども達の話題は「残りの日数をどう過ごすか」でもちきりです。大抵の生徒は放課後すぐにはステイ先に帰らず、ブライトンの街を自由に散策し、ショッピングや映画を楽しんでいるようです。一番人気は映画ハリーポッター。自分の好きな映画なら必死に英語を聞きとろうとするでしょうから、大きな学習効果が期待できますね。

午後のアクティヴィティは、興味津々ドッグレースです。公共バスに乗り、ブライトン郊外にあるBrighton & Hove Greyhound Stadiumに向かいました。どんな犬が、どのようにして一斉にレースをするのでしょうか?

私たちを迎えてくれたのは、一周515mのトラック競技場。妻中グランドの10倍はありそうな広さです。レース前に、出場する犬たちの品評会(?)がはじまりました。係の女性に連れられ颯爽と登場したのは、顔が小さく、足がほっそりと長く、空気抵抗を最小限に抑えるために計算されつくしたかのような美しい流線型をしたグレイハウンド犬。まるで小さなサラブレッドです。

スタート用の小さな檻に入れられ、Go!! 機械の入ったウサギの人形が先頭を走り、その後を犬たちが一心不乱に追いかけるという仕組みです。陸上競技のテレビ中継でよく見かける、トラック脇に設置してある自動走行カメラのように、機械のウサギが犬たちの前を走っているイメージです。さすが世界最速の犬だけあって、一周約30秒くらいの猛スピードで駆け抜けます。人間の動体視力が全く追いつきません。

日本の競馬場とは違い、観客の性別や年齢層は幅広く、家族で楽しむ人も多いエンターテイメント的要素が強いので、私たちもリラックスしてドッグレースを楽しむことができました。良いお土産話ができましたね。

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私たちも、いよいよイギリスセミナーの最終コーナーを曲がろうとしています。今一度、なぜこのイギリスセミナーに参加したのか、自分自身の目標を思い出してみましょう。5月に42人が全員提出した「イギリスセミナー志望動機書」に熱く書かれていた初志が、しっかりと貫徹できそうですか?安全第一に、悔いのないようベストを尽くしていきましょう。

(引率教員 大西)

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