妻中便り

あすという日が【合唱部NHKうたコン出演】

心が沈むとき、浮き立つとき、傷ついたとき、華やぐとき、なぜなのでしょう、

人は音楽を求めます。

8年前の震災、被災した方々に届けられた救援には、食糧や暖房などの

物資、がれきの処理や救護などのマンパワーに加え、「歌」がありました。

耳から心と身体を癒し、元気づける音楽が、人の声と声をつないで、

結んで、ハーモニーをつくると、驚くようなエネルギーを生み出すことが

出来ます。

「あす」という日がある、けれど、その「あす」は自分にくるのだろうか?

確かな「あす」を信じることさえ困難な心に、力を、希望を届けたい。

震災直後から仙台市若葉区の八軒中学校合唱部が歌い継いできた

名曲を大妻中野合唱部も歌っています。

3月5日のNHKうたコン。石丸幹二さん・夏川りみさんの力強い歌声とともに、

合唱の力を信じて、思いを歌に込めました。

「あす」を、「しあわせ」を信じる気持ちに、歌の力で支えたい、そんな願いを

込めて、私たちはこれからも歌い続けます。

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