妻中便り

St. Andrew’s Seminar 2018 #3: Lunch of each

Today it is cloudy and the tempertature is around 20 degrees, so it is basically cool and sometimes a little hot depending on sunlight.  Students study with their buddies all day, nothing special going on.  That's why I look around in the morning tea time and see what they are eating.  I'll show you the traditional Australian lunch.

 

今日は登校2日目。

SACCが位置するRedlynch Valleyはケアンズ郊外の山間部に位置し、

都市部からの距離は車で30分弱程度ですが、

山間部なので天候はやや不安定で都市部より若干涼しいです。

この地域の本日の天候は晴れ時々曇り、最低気温16度、最高気温26度。

現在の気温は24度です。

半袖だと少し涼しく感じるため(現在私は半袖ですが)、

生徒は大体パーカーを着て過ごしています。

 

本日の予定は一日中バディと授業、です。

今回のプログラムでは数少ないノーイベントデイになります。

ただ授業を受ける時間が続くのは苦しい部分もあるでしょうが、

現地校の生徒と全く同じ一日を過ごすことはそれ自体が貴重な体験です。

苦しさの中で何かを感じてくれることを期待しています。

 

今日はそんな一日なので、

この記事では生徒たちのlunch timeの様子とlunch boxの内容を御紹介します。

 

ここSACCのtimetableでは授業が一日8時限組まれており、

その授業間には必ずしも休み時間はありません。

まず朝登校してホームルーム(Home formと呼びます)があり、その後1〜3限があります。

間に休み時間はないので、授業が終わればすぐにロッカーに戻って教科書の入れ替えをして移動、

生徒が揃い次第次の授業は始まります。

そして3限が終わると最初の休み時間、20分間のfirst breakです(通称morning tea time)。

その後4〜6限を終えると40分間のsecond break(通称lunch time)です。

午後は7、8限を連続で受けてすぐ下校となるので(終礼はなし)、

学校で過ごす間の休み時間自体、二回しかありません。

その二回の休み時間の中で生徒たちはlunch boxを空にするわけです。

 

今日はfirst breakで生徒たちの様子を見て回ってみました。

教室は授業が終わると施錠されてしまうので、生徒たちは休み時間を屋外で過ごします。

雨が降った時のために屋根付き(undercover)のスペースが基本です。

 

 

本校の生徒たちは当然バディと一緒に過ごしています。

と言ってもバディと1:1で過ごしているなんてことはほぼありません。

4〜8人程度からなるバディの友達の輪の中に1、2人ずつ混ざっている形です。

この時間はきっと彼女たちにとって、語学的にあるいは人生の経験として、

またあるいは今後の人間関係形成において、非常に貴重な時間でしょう。

このプログラムの先輩たちの多くはバディに限らずこの輪の中で人間関係を作り、

プログラム終了後も様々な形でその関係を継続させ、自分の将来に繋げています。

こんな時こそSNSというツールを有効活用してほしいと思います。

 

 

肖像権の関係もあるのでサイズと画質を落として全体をお見せするとこのようになります:

 

 

雰囲気はおわかり頂けるでしょうか。

ベンチは一応ありますが、ほとんどの生徒たちはご覧の通り、地面に座っています。

そして女子はあぐらをかいています。

お行儀が悪い!とは思わないで下さいね。

この子たちが特別bad girlsだなんてことでもなく、これが文化なんです。

本校生徒たちもきちんと郷に従っています。

 

そして気になるlunch boxの中身ですが、

今回サンプルとして二人の生徒のものを撮影させてもらいました。

 

 

サンドイッチ、フルーツ(ジュース)、スナック菓子。

この撮影をしている時、側にいたSACCの学生が"Australian lunch"とボソッと呟きました。

それくらい生徒たちはこのスタイルのlunch boxに自分たちの独自性を認めて、

またある部分で誇りと愛着を持っているのでしょう。

日本のものと比較しての短長や優劣の指摘はいくらでもできるかもしれませんが、

それをすることにあまり意味はありません。

 

これが、文化ですから。

 

ちなみにこうして見回っていた時、

一人のSACC生徒が「お腹が空いた!」と言いながら食事していた光景がこちら:

 

 

文化・・・?

 

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