妻中便り

高2歴史文化研究旅行2018 – vol. 2

奈良に到着して二日目の今日は班別自主研修の一日です。

朝食時から生徒たちは行動班に分かれて朝食を取り、この後の動きに向けて気持ちを

ウォームアップしました。

 

史跡と寺社仏閣、そして自然に溢れた奈良のあちらこちらへと生徒たちはそれぞれ

出かけて行きます。引率教員も主だった方面を分担してそれぞれが各地に散りました。

その成果をもとに一部のスポットで見かけた光景を御紹介します。

 

まずは宿からほど近い橿原神宮。

ここはほとんどの生徒が最初か最後に訪れる、今回の自主研修のいわばマストスポット。

広大な境内を歩きながら改めて非日常的な感覚に包み込まれます。

 

続いて古の風吹く飛鳥方面。

 

明日香村を訪れる生徒たちが必ず訪れるのは飛鳥寺でした。

お寺自体が持つ歴史の重さと周辺の長閑な景観とのコントラストがなんともいえない

味わいを感じさせます。

日本最古の大仏、釈迦如来像がその中で生徒たちを待ち構えていました。

続いて聖徳太子の生誕の地とされる橘寺です。

これもまた豊かな自然の中にひっそりと在ります。

 

今日は午前中は曇り時々雨のあいにくな天候でしたが、昼くらいから晴れ間が

出てきました。午後から甘樫丘に登った生徒たちは雨上がりの絶景を望むことが

できたことでしょう。

ところで、この自主研修中の生徒の移動手段ですが、基本的には東京にいる時と同じく

電車・バスで動きます。ならまち周辺と飛鳥に関してはレンタサイクルという手もあります。

ホテルから飛鳥までのジワジワと続く上り坂を頑張って登る生徒たちの姿も見られました。

一方で、地元の方も観光客も多い近鉄奈良駅周辺。こちらの地域には有名な東大寺や

春日大社がありますが、明日は見学予定にない元興寺や奈良国立博物館へ向かう

生徒もいました。

 

そして、それぞれの目的地へ向かう途中に待ち構えていたのは、奈良の名物…

そう、鹿たち!

観光客の相手に慣れている鹿たちに怯えながらも、街なかに鹿が多くいるという

見慣れない光景に奈良にきたという実感を味わうことができたようです。

 

ホテルへ戻ってくる生徒たちは、一日歩き回ったせいか非常に疲れている様子こそ

ありましたが、感想を聞くと楽しかったというコメントも多く、夕食はおいしいコース料理を

満足そうに食べる姿をみることができました。

 

明日は、午前中に奈良の東大寺・春日大社を見学し、午後には京都へ移動します。

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