妻中便り

伝え、受けとめ、学びあう(高2&中2ポスターセッション)

文化祭はとっくに終わったというのに、なぜか学校内のあちこちで筒状に丸められた

模造紙が見受けられます。

書かれている内容は「ジェンダー」「貧困」「環境保全」「食文化」…テーマが多岐に

渡っていて、どれも創意工夫に富んだもの。いったい何に使うのでしょう?

 

高校2年生「総合」授業(7組GLCはGISⅡ)の一貫として、自分たちの関心事を1枚の

ポスターにまとめ、友人や後輩、先生方の前で制限時間を有効に使ったプレゼンテー

ションをする、という試みが大量の巻紙を生み出していたのでした。

水曜日、6時間目のLHRを利用し、メインアリーナいっぱいに広がるプレゼンチーム。

本日のプレゼン相手は、3つ下の中学2年生です。

 

 

身振り手振りをまじえて情熱的に語りかけるチームあり、クラブの後輩たちから

羨望の目で見つめられ、恥じらいながらもキッチリ発表を進めるチームあり…。

テーマが多種多様なことも、会場をぐるぐる回って聴きたいブースを選ぶ

楽しみになっています。

最初は物怖じしていたのに、いざ語り始めると積極性や人

なつっこさが前面に出る高校生。

いつもは垣間見ることが出来ない「学びに向かう先輩」の姿を見て、新鮮なギャップを

味わう後輩たち。それを見て、生徒たちの新たな表情を発見し、嬉しい成果を得る教員団。

学年を超えたアクティブラーニングが、生徒たちの可能性を大きく広げてくれることが分かります。

こんな機会をまた、もちたいな、そう思わせてくれた活気あるセッションでした!

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