妻中便り

600人の前でプレゼンテーション in Chiang Mai

昨日は今回のプログラム最終目標、成果発表の日でした。

2日間、サンパトンの生徒とおこなってきたフィールドワークの成果をまとめ、
約600人のサンパトン生の前で発表しました。

午前中の活動スタート時から発表資料をより良いものに仕上げようと、完成に向け、
どのグループも協働して頑張る姿が印象的でした。

午後はいよいよ発表。
緊張する場面になると、つい周りとネガティブなおしゃべりに興じてしまったり、
落ち着きを欠いて変なテンションになってしまったりすることが、大人にもよくあります。
しかし、今年のスタディツアー参加メンバーは慌てることも一切なく、待っている間も
落ち着きさえ見せる、堂々としたものです。
また、自分の出番が回ってくると、動揺も見せず静かにみんなで前に出ていくなど、
大勢の前でも立派に振る舞うことができました。
この様子には、見守るこちらも感動してしまいます。

発表会の後は交流会です。
まずは空手経験者の妻中生が「型」の披露。
それから大妻中野生は持ってきた浴衣に着替え、「HEIWAの鐘」を合唱します。
その後、日本文化の紹介も兼ね、東京音頭をサンパトンの生徒たちと踊りました。
同世代の子どもたちが身にまとう、珍しい「ユカタ」姿にサンパトンの生徒はみんな大注目。
スポーツ、ファッション、ダンスと例年にも増してバリエーションに富んだ表現でいっそう
お互いに近づけた、と感じられる充実の交流会でした。

ここまでくるとお互い名残惜しくて当然です。
帰りの時間がやってきても写真撮影や楽しいおしゃべりが続き、サンパトンの生徒と別れがたい
気持ちをなぞるようにしています。

文化も言葉も違う人と一緒に一つのものを作り上げる素晴らしさ。
また、一緒に地域や世界の将来に向かって何が必要か考えていくという高い意識。
2つの大きな目標に手が届いたような気がします。

ツアーに参加した10人の大妻中野生が見せてくれた、常に前向きな頑張りを振り返ると、
もっともっとチェンマイでいろいろな経験をさせてあげたい!と強く感じずにはいられません。

今日でプログラムの全てが終了します。
寂しさはありますが、今回のメンバーはきっと、最後まで前向きで清々しい姿を見せてくれるでしょう。
最後に今回の活動を振り返るとき、みんなが成長していった足跡をたどりなおせるのが楽しみです。

 

サンパトンの生徒と一緒に頑張ってまとめました

 

資料作成奮闘中!

 

 

 

いよいよ発表!

 

 

 

浴衣姿が大人気でした!

 

浴衣姿のままでナイトマーケットを散策する生徒もいました

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