妻中便り

妻中生から中学受験生へのエール2016①

月曜日に降り積もった雪が、ところどころ解けないで残っています。

ようやく?訪れた冬らしい冬に隠れて、いつの間にか2月の入試本番が

間近に迫ってきました。

 

中学受験生のみなさんは今、なんとなく気持ちの落ちつかない、不安な

日々を過ごしていらっしゃることでしょう。

みなさんよりも前に、同じ気持ちを抱え、それでも一生懸命頑張って

妻中の合格通知を手にした中学生・高校生から、受験の日まで

励ましのメッセージをお送りします。

 

本日ご紹介するのは、大妻中野が今、学校を挙げて力を入れる

グローバル活動最前線で活躍するFrontierTeamから、

平和学習同好会の部長を務める高校2年生のメッセージです。

 

海外帰国生の私は、12月の帰国生入試を算数と国語2科目で

受験しました。

大妻中野を受験したのは、海外帰国生がひとまとまりになりつつ、

一般の国内受験生と一緒に勉強していける学校、というのがとても

珍しい存在だったからです。

それに、学校見学に来たとき、学校中の人が明るく挨拶してくれた

ことが印象的だったことも魅力を感じたポイントでした。

 

入試の当日夕方、合格発表を見て自分の番号を見つけたときは、

その場で「よかったぁ~」と思っただけでしたが、そのまま家の車で

通っていた塾に向かい、合格の報告をしたとき、急に実感がわいて

きて、そこで初めて涙が出てきました。

 

入学してみていちばん大変だったのは数学の勉強です。

小学校での学習方法が違う海外帰国生は、少人数で取り出しの

授業を受けたのですが、それでも最初は分からないところばかり・・・。

担任の先生と連絡帳の「わかば」を使って、まず学習の習慣を定着

させるところから始め、徐々に学習や生活のバランスが上手く取れる

ようになっていきました。

 

妻中に入っていちばん夢中になっているのが、今行っているFrontier

Teamの活動です。学年やクラスの枠を超えて、同じ考えをもつ仲間と

さまざまなことに挑戦できるところに、すごく魅力を感じます。

 

先輩たちの姿勢に共感して入った平和学習同好会でも、新しいことに

挑戦してみよう!と、ネパール地震で被害を受けた地域にエンピツの

寄附を行いました。1,262本のエンピツを集めることが出来たことは、

大きな達成感につながりました。このような挑戦をドンドン続けていき

たいと思っています。

 

何か新しいことを試したいと思ったとき、まず味方になってくださるのが

先生がたです。

妻中の先生がたは優しくて、私たちが困っていると必ず助けの手が

伸びてきます。いい意味で、生徒と先生との距離がすごく近いのが

妻中の特徴かもしれません。

 

中学に入学してからもうすぐ丸5年、私の毎日はすごく充実しています。

受験生のみなさん、中学生になってからの毎日は絶対に楽しいですよ。

楽しい仲間や頼れる先生がたと一緒に、有意義な毎日を送ってください!

応援しています!

 

高校2年生 平和学習同好会 部長 S・Kさん(画像はFrontierTeam活動のひとコマ)

 

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