妻中便り

日本の女の子、から世界の女性、へ

2学期中間テストが無事終了!

教室中が解放感であふれかえったのもつかの間。

シンガポールからお迎えしたゲストの力強い語り口に、

試験後、破顔一笑していた中学3年生、高校1・2年生の

表情は、自然と近い自身の未来へと思いを馳せるものに

変わっていました。

本日のゲスト、戸田真裕美先生は、現在シンガポール・

World Squareでプロジェクトマネージャー。

グローバル社会で活躍されていることが、活力あふれる

立ち姿やパワフルな口調からひしひしと伝わります。

グローバル化する世の中で、女性が働いていくには、

何が大切か、どんなことを知る必要があるか、何を

学ぶべきか・・・。70分以上にわたる講演の間じゅう、

戸田先生の力強い視線は聴き入っている妻中生たち

からほとんど外されることがありませんでした。

確固たる信念があり、伝えるべき大切なことがあるから、

言葉がよどみなく流れ出てくるのでしょう。

 

最後に、と、グローバル社会を生きるために必要なエッセンスを

戸田先生がご紹介くださると、メモを取る音がひときわ大きくなりました。

○本物にこだわること。

○おそれずに挑むこと。

○「点は線になる」と覚えておくこと。

○「一人ではない」と知り、感謝すること。

 

映画「Back to the Future」が描いた「未来」が、実際の

年月を経てどうなったか、が話題になっています。

 

数十年前、大妻コタカ、という一人の女性が、社会に

貢献できる自立した女性を育てるために重んじたこと。

自らを高め、他者に感謝し、学びを、人と人との出会いを

自分らしい個性につなげること。

 

新しい境地へ踏み出すときに大事なものは、もしかしたら

ずっと、変わらないのかもしれません。

大妻コタカ先生の教えのもとで、グローバル社会を思うこと。

それは変わらない大妻の心を、世界というステージでも

支えとしていけることだと言えるでしょう。

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