妻中便り

St. Andrew’s Seminar 2015 – Day 14: Farewell to Cairns!

This is the day of the departure.  Some students were crying and others were smiling and saying goodbye, but all the students are missing their host families.  Girls, this is the end of a journey, but just the beginning at the same time.  You are now a member of “St. Andrew’s family.”  As a member, you have much to do.  But meanwhile, please take a rest for some time.
 
 
本日はとうとう帰国の日。
ケアンズ国際空港への集合時間は朝9:30。
集合時間を過ぎたあたりで続々と生徒がファミリーに送られてやってきました。
ホームステイ受け入れに慣れた御家庭が多く、
この別れの瞬間にもfatherやmotherにはそれほどupsetした様子はありませんが、
生徒たちと子供達は違います。
 
 
彼らが流す涙は、
2週間という短い間でも彼らの間に結ばれた絆の証です。
“See you again”はとても前向きで素敵な別れの挨拶です。
また、会えばいいのだから。
決してこれが今生の別れと決まっているわけではないのだから。
The future is at your command.
あなたたちの未来は、他でもない、あなたたちの手の中にあります。
好きな未来をつかんでください。全て、皆さん次第です。
 
ファミリーとのお別れを終えた生徒たちは、
オーストラリア時間12:20発のジェットスター東京行きに搭乗、
日本時間18:45、無事成田空港に到着しました。
 
 
その後のことは皆様御存知の通りです。
 
最後に。
St. Andrew’s Seminar 2015に快く生徒を送り出してくださった保護者の皆様。
このプログラムを運営する立場として、
改めて、心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
まず何をおいても、このプログラムの価値を信じてお子様を送り出して頂けなければ、
このプログラムがどれだけ素晴らしいものであってもそれは無駄になってしまいます。
生徒たちが今回の旅行で得た知識、経験、インスピレーション、
どれも彼女たちが大人になってから手に入れようと思っても手に入らないものです。
タイミング、それが何より大切です。
「今この時期だから手に入った」、そんな多くのものを抱えて、
生徒たちは帰宅したはずです。
まずは、たくさん話を聞いてあげてください。
話すことによって、自分でも意識していなかった自分の感覚や考えに気づく、
そんなこともよくありますし、
自分に起きた出来事について人に話すことは、
食べ物を胃腸が消化するのと似た意味合いがあります。
何日がかりになったとしても、話をしっかり聞いてあげてほしいと思います。
それが生徒には必要です。
 
最後の最後に連絡事項です。
昨日も書きましたが、生徒たちのSACCとの交流はまだ終わっていませんし、
今回のプログラムはある意味で、
本校における”St. Andrew’s Family”の入り口のようなものです。
Farewell Partyで私はその場の皆さんに言いました。
 
All the people gathering here, you are involved with us, Otsuma Nakano people.  Now you are a member of “Otsuma Nakano family,” whether you like it or not.
 
SACCで本校生徒のスクールバディを務めてくれた生徒の中には、
毎年必ず、本校に短期留学に来る予定の生徒がいて、
そんな生徒が帰国して、もう一度スクールバディを務めてくれたり、
あるいはそうでなくとも、本校生徒をサポートしてくれる、
そして本校のことを周りに伝え、本校の認知度を高めてくれる。
こうしたいい流れがSACCの中では出来上がりつつあるようです。
そうした意味で、これまで本校に留学に来てくれた生徒たちは皆、
まさに“Otuma Nakano family”の一員と言っていい働きをしてくれています。
 
それは本校においても同じです。
これまで短期、ターム問わずSACCに留学した生徒、訪れた教員、
関わった全員が”St. Andrew’s family”の一員です。好むと好まざるに関わらず。
そんなSt. Andrew’s familyである皆さんにはこの後もミッションがたくさんあります。
 
・文化祭で今回の留学について報告してくれる生徒たち、立候補待ってます。
・ターム留学の募集も2学期開始後、しかるべきタイミングで開始します。
・1月にSACCからやってくる4名の精鋭たちのスクールバディ希望者、
 あるいはホストファミリーを引き受けてくださる御家庭、
 これもいずれ正式に告知をしますが、
 こちらとしては是非”St. Andrew’s family”の皆さんにお願いしたいと思っています。
 
SACCはただの海外留学先の一つではありません。
世界でたった一つの、本校の姉妹校です。
しかしその学校について、残念ながら、
行ったことのない生徒たちはほとんど何もわかっていません。
姉妹校であることも知らない生徒もいることでしょう。
そんな人たちにSACCについて伝えられるのは、皆さんしかいません。
今回の体験が素晴らしいものだったなら、
是非それを他の生徒たちにも伝えてください。
それもまた皆さんの大切なミッションです。
 
・今回の旅行のしおりも2学期始まってすぐ回収します。
・森本先生のfeedback paper、未提出の人は提出しましょう、ASAPです。
 お世話になった森本先生が本当に必要としているものです。
 ただの宿題やアンケートとは重みが違いますよ。
 
提出物は全て福島か小浦まで。
夏休み中登校した際にでも、机の上に置いてもらって構いません。
 
以上のこと全てについて、何かわからないこと、知りたいことがあればいつでも、
本校国際交流委員会SACC担当・福島まで問い合わせてください。
 
では残りの夏休み、部活に勉強に頑張ってください。
本当に、お疲れ様でした。
 
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