妻中便り

外国語発表会・フランス語

2月14日(土)の外国語発表会では、本校のフランス語履修生によるフランス語での発表、スピーチもありました。本校ではフランスの高校との交換留学を実施しています。フランス語のスピーチをしてくれた本校高校2年生の服部礼実さんは、フランス本土ヴァランシエンヌへ3週間の交換留学を体験しました。ヴァランシエンヌはフランスの北部に位置し、ベルギーにも近いところにあるきれいな街です。服部さんのフランス語スピーチです。

 

Une photo de la Place de Valenciennes –  par Reimi Hattori

 

Bonjour ! Je m’appelle Reimi HATTORI. Je suis en deuxième année de lycée. Je vais vous montrer une photo. Je suis allée ici, il y a un an. C’ est la Place de Valenciennes. Il y a des bâtiments historiques et des magasins. On peut acheter beaucoup de choses magnifiques là-bas. C’est un Tramway. On prend ce tramway pour aller au bureau ou à l’ école tous les jours. J’aime beaucoup cette photo. Parce que c’ est une bonne atmosphère et magnifique. C’est tout. Merci beaucoup.

 

本校のフランス語教育にもアドバイスをいただいている慶應義塾大学総合政策学部(SFC)教授・國枝孝弘先生はこう仰っています。「現在、日本でフランス語を含め第二外国語を学んでいる高校生は、全体の1.4%に過ぎません。こうした英語一極集中の中で、フランス語を学ぶ意味は極めて大きいものがあります。」

 

國枝先生は、「英語が必要だ」という論拠における言語を道具と見なす『言語道具観』への鋭い批判を行っています。言葉は決して道具ではありません。言葉を学ぶことは、「その言葉を母語とする人への深い敬意と愛情」そのものです。本校が目指す多言語教育は、こうした多文化共生へのステップです。

 

 

 

 

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