妻中便り

From Australia vol. 5 (7/31)

 

朝のまぶしい太陽の中で一日が始まりました。最低気温が17℃。最高気温が27℃。風がさわやかです。セントアンドリュースでの学校生活は4日目を迎えました。朝の挨拶も自然にできるようになりました。特別なことをしているのではなく、日常の「学校生活」を送っているという感覚です。

 

 

マクマスター校長先生には今朝も、朝の忙しいミーティングの合間を縫って、私たちのために時間を作っていただきました。校長先生から直接、声をかけられた本校の生徒も。大妻中野の生徒も大切に見守られていることを強く感じます。スクールバディも毎朝、きちんと時間通りに迎えに来てくれています。この時期、大妻中野の生徒もまたセントアンドリュースの一員として扱ってくれていることがよくわかります。

 

 

本校の生徒が参加している授業の一つ、美術クラスのレポートです。 Practical ArtとVisual Artに分かれて取り組んでいます。 Practical Artでは、まず、これまでに作成した陶器作品を皆で確認しあいました。伸び伸びとした自由なイマジネーションあふれる作品です。

 

 

その後で今日の授業の課題。モザイクで様々な色、形の小さな紙片を張り付けていきます。ヨーロッパのアートのセンスとアボリジナル・アートのタッチのそれぞれを強く感じさせる独特のオーストラリアン・アートです。

 

 

隣のVisual Artでは、Dancing on Campusというタイトルでまずは素描から。イメージを創り上げるために、PCでさまざまな映像を目に焼き付けます。それを自分の体験にインテグレイトして、書いていきます。生徒はみな一人一人のラップトップPCを持って、それをノートや参考書として使っています。この美術の授業でも、このラップトップは大活躍です。スケッチを描く前に頭の中でイメージをしっかり創ることを大切にしています。

 

 

ランチタイムはいつものようにそれぞれでバディと一緒に。明日の金曜日、週末の予定についての話が盛り上がります。土曜日、日曜日とそれぞれがいろいろな計画があるようです。その話をするのもまた一つの楽しみ。セントアンドリュースのウィークエンドに向けて、あと一日、頑張りましょう。

 

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