妻中便り

From Australia vol. 4 (7/30)

 

めまぐるしく天気が変わる一日。太陽の光とシャワーが交互に降り注ぎます。湿った空気と乾いた空気が入れ変わるのが体感できるような気がします。最高気温は27℃。過ごしやすい気候です。

 

朝のバディとのミーティング。今朝もマクマスター校長先生がお出迎え。カトリック・エデュケーション・ウイークの催しの一つ、スクールチャペル前でのビッグ・ブレックファストを終えて、本校生徒の登校を見に来ていただきました。もう登校3日目。だいぶ慣れてきました。バディよりも先に自分で教室に行っている人もいます。

 

1日2回のブレイク・タイム。芝生でランチを食べながら、盛り上がっている生徒もいれば、スクール・ジムの観客席で雨を避けてのダイン・アウトの生徒もいます。スクールバディの友達も一緒です。バディとのコミュニケーションもだいぶスムーズにできるようになりました。セントアンドリュースの高等部の女の子と一緒にガールズ・トークで弾けるような笑い声のグループもあります。男子生徒も加わってのランチグループの生徒もいます。思い思いにセントアンドリュースでの学校生活を楽しんでいるようです。

 

 

午後は、Year 9thの日本語クラスに全員で入ります。「日本の物語の構造とその背景にあるモラルとは?」クール・ジャパンのキラー・コンテンツ、「ジブリ・アニメ」が得意な生徒の出番です。セントアンドリュースの高学年の日本語科のコンセプトは、語学としての日本語を教えるにとどまらず、日本文化を知って、文化の相対性を認識することにあります。「かぐや姫」の物語が伝えるメッセージは?日本にいる私たちがどれだけこの問いに答えられるか?日本のことを知らないことに気が付くこともまた大切なことです。

 

 

セントアンドリュースは、アフタースクールケア(いわゆる学童保育)の仕組みもあります。保護者の仕事が終わるまで、学校で小さな子どもをケアすること。このアフタースクールケアで大活躍している本校の生徒もいます。

 

 

こうした小さな子どもをケアできることも英語力以上にグローバルなスキルです。日本では気が付かなかったことを発見した!ユリイカ!これもこの短期留学の大きな成果となります。

 

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