ご挨拶

会長 津田一江

 けやき會は、大妻中野高校を卒業した卒業生同窓会の名称で、会員は25000名を超えております。
 会員相互の親睦と資質向上を図り、母校の発展に寄与すべく活動を行なっております。
 大きな行事は、

  1総会 2会報発行 3研修

 があります。
 昨年からのコロナウィルスの感染は、3度にもおよぶ「緊急事態宣言」が発出され、人々の生活を一変させております。
 この様な状況で、昨年は行事もほぼ中止と致しました。活動は、リモート含め最小限又は、規模縮小したものとなりました。
 本年も昨年同様、行事はほぼ中止と致します。活動は、感染拡大の状況を注視しながらとなります。
 ワクチン接種が1日も早く行き渡り、以前の様な平和な日々が訪れる事を祈り、けやき會の活動も例年通りとなる事を期待しております。
 会員の皆様に置かれましては、しばらくお待ち頂き、ご理解ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
 
 以上  

顧問 野崎裕二

大妻中野 けやき會

 皆様、こんにちは。校長の野﨑です。お元気にお過ごしでしょうか。昨年度から続く新型コロナの影響により、まだまだ社会的な自粛や不安が継続し、学校でも様々な行事や部活動などを完全に平常にまでには戻せない状況が続いておりますが、それでも、世間では少しずつワクチン接種が進んできて、希望の光が強くなってきた気がします。
 卒業生の皆様には、こういった状況にあっても、また、これまでの、それぞれの時代においても、本校発展のための力強い推進力として有形無形の多大なるご支援をいただいておりますことにつきまして、改めて深く感謝申し上げます。
 本校は、昭和16年文園高等女学校設立以来80年を超え、大妻の名前になってからはちょうど50年目、そして中学設立からは27年目となります。「恥を知れ」を校訓とし、「学芸を修めて人類のために」を建学の精神として、本校の教育にご理解ご賛同いただいている多くの方々のご協力を得ながら、約20年にわたってグローバル教育を発展させてまいりました。
 約10年前、校舎が新築されると同時に、特別教室を含めてすべての教室に電子黒板が設置されるとともに、7年前からは、タブレットPCの活用もスタートし、現在では生徒の便利な道具としてなくてはならないものになっています。また、すでに数年前から反転授業やオンライン授業に取り組んでおり、今回のコロナによる在宅授業期間でもスムーズにオンライン対応ができました。
 コロナの影響により、歴史的危機感、複合的危機感、経済的不安がもたらされ、時代の変化が加速されていく印象がありますが、どんな状況下であっても、自らの力で未来を切り開いていくことができるしなやかさやたくましさを、生徒にはこの学校での6年間を通じて身につけてほしいと願っております。
 我々教職員は、生徒の健全な成長を支援できる学校としてこれからも努力してまいりますので、卒業生の皆様には、今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。